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iris🍣様　短編集

第3話 - 🍣悪夢　（🐇）

126

2025年02月22日

#nmmn

#iris

#二次創作

#体調不良

#🎲🍣

⚠注意⚠ ・キャラ崩壊人によってはcp要素も含まれるかも知れません苦手な方は読むのをおやめ下さいこちらはiris様のnmmn二次創作となっています 🐇さんメインで、若干他メンも出てきます

し

……

可笑しい

最近ないちゃんの様子が明らかに可笑しい

矢鱈と謝る様になったし、前以上に遠慮がちな気がする…

心做しか隈もあるような気がするし…正直かなり心配だ

他のメンバー、主に大人組も薄々気づいているっぽい

し

…（凸るか、）

俺だってないちゃんを思う気持ちは負けない！

大人組みたいに上手く慰められるかは分からないけど、

少しでも、力になりたい

し

…よし、

な

はぁ……

最近なにも良いことがない

楽しいと思うことも減ってきた様に思う

闇アピだと笑われるかも知れないが…正直もう疲れた、そんな感情しか生まれなかった

まろやアニキからの心配の通知も

大丈夫だよの一言で終わらせる

せっかく心配しているのにこんなふうに突き離されてしまっては

嫌いになるのも無理はない

自分が今何を望んでいるのか分からない

誰に何をしてほしいのか、

慰めてほしいのか、それとも嫌ってほしいのか

分からない

俺は…何が…………

がちゃっ、！

し

うぇるかむとぅーざないこはーうす！！！

な

え、……

な

初兎ちゃん……？

し

やっほー！ないちゃん！

し

なにしてたー？（寄り

な

えぇ……

な

別になんもしてないけど……

し

やったらさ！俺とちょっとゆっくりしよや〜（ぴと、

な

ゆっくりって…

な

なんで？

し

ええから！

し

俺が疲れとんの！付き合って！！

な

はいはい…

し

はやく！（ぐいぐい、

な

ちょ、強いって…

し

ほい、っ（投げ

な

うお……っ（ぼすっ、

な

ちょっと……雑…

し

よいしょ〜…（寝

な

……なんでそんな寝かせたいの？

し

え〜…やって明らかに疲れとるやん……

し

ないちゃんすぐ無理するんやから、今の内に休んどけってこと！

な

…そんなつもり無いんだけどなぁ

し

と　に　か　く　！！

し

はよ寝よや！！

な

ん〜…こんな真っ昼間から寝れる？

し

俺が寝かしつけたるって！！

し

な？（ぎゅぅ、

な

ゎ……っ、

な

んふふ…（ぎゅ、

し

…ちゃんと寝てや？

な

はいはい、笑

な

おやすみ

し

ん…

な

すぅ……

し

…（寝た？）

隈が酷いから眠れないのかと思っていたのだがそうでは無いらしい

１０分も経たない内に眠ってしまった

やはり疲れが溜まっていたのだろうか

し

ふぁ……

…俺も眠くなってきた、少し眠ろうか

し

ん…（ぎゅ、

な

んん…（もぞ、

し

…？

隣から忙しなく聞こえてくる声で目が覚める

時計を見てみるとまだ寝始めて数十分

な

はぁ……っ、………はぁ…

し

ないちゃん…？

な

………っ、…う、……

な

……は、ぁ………っ、（泣

し

え、ちょ…ないちゃん！（ゆさ、

苦しそうな呼吸をする彼の肩を揺する

魘されている、だから隈があったのか

な

……ん、…？

な

………っ、けほ…っけほ……

し

うぉお…大丈夫か？

し

めっちゃ魘されてたで…？

な

……あ〜………やっぱり、？

し

…てことはずっとそうやったんやな？

な

うん…

な

最近になって急にね、笑

し

笑い事ちゃうて……

な

でも、どうにも出来ないじゃん…？

し

ん〜……

し

………なぁ、もっかい寝てみよ

な

ぇ、またおんなじ事なるよ？

し

ええから！

し

やってみいひんと分からんやろ？

な

いや、さっきもうやったって……

し

ほら、寝る寝る！！

し

疲れとんやろ！

な

うん……（諦め

な

おやすみ…（ぐり、

し

ん、おやすみ（なで、

抱き着いて頭をぐりぐりと押し当てて眠りについた

な

………っ…、……

な

……ひ、…く……っ、

し

……ないちゃん（ぽんぽん、

来た

なるべく不安な気持ちを感じさせない様に起こす

な

……ぁ…、……

し

おいで（手広げ

な

……ん、…（ぎゅっ、

な

はぁ……っ、ひ…

し

怖いなぁ…（背中撫で

な

ひゅ……っひゅ……

な

……へ、ぐ……っ…（胸掴み

し

ないちゃん、息して

な

……んっ、ひぐ、っ…

し

よしよし、大丈夫大丈夫……

し

ゆっくりな…

な

は、あ………（泣

し

ん、（涙拭い

し

可愛い顔が台無しやよ（なで、

な

…ん、……っ、

な

………はぁ…っ、

し

…ん、落ち着いた？

な

うん……

し

ん！もう怖ないな！（にこ、

な

ん……

し

今度は俺ずっとぎゅ〜しとうから

し

安心して目閉じぃや

な

…ありがとう……（きゅ、

いつもとは違うふわふわとした声でそう言い、弱々しく俺の服を握る

し

ん！おやすみ（ぎゅうっ、

な

………

な

……ん…、？

な

あれ………

し

すや……

な

しょにだ……

隣を見るとしょにだが背中を向けて寝ていた

背中越しに健やかな寝息が聞こえてくる

時計を見るともう夕方

何もなく眠れたということか

寝る前の記憶は薄々としか残っていないが、何だかとても温かかった気がする

しょにだのお陰だろうか

後でしっかりお礼をしないと、たくさん心配掛けたみたいだし

し

…ん……（もぞ、

な

…！

し

……あれ、ないちゃん起きた〜？

寝返りをうったしょにだと目が合った

な

うん、

し

ん〜、良かったわぁ…（ぎゅぅ、

な

ちょっ、…

寝ながら胸に顔を埋めさせてくる

何も見えない…、

し

…なぁ、ないちゃん

な

…？

し

今まで魘されてて寝れんかったんやろ？

し

それってやっぱ嫌な夢とか、

し

そういうのが原因って聞いたんよ

な

…………う、…ん……

し

どんな夢やったか教えてくれてへん？

な

…え、…っと………

し

…無理にとは言わんから

し

ゆっくりでええしな（なで、

な

…ん、………

それから沢山話してくれた

何でも、ファンやメンバーに見捨てられる様な夢を見てしまうらしい

罵詈雑言を吐かれ、終いには一人になってしまう…そんな夢を見ると

そんな事思ってないのに、って必死に弁明して来た

少し呼吸が荒くなってくると力強く抱きしめて落ち着かせた

ないちゃんにとって余程辛かったのだろう

大好きで大切な存在を自らが否定するような事をしてしまって

だからメンバーに相談することも出来ず、１人で戦っていたらしい

泣きながら嗚咽混じりに話してくれた最後の言葉は

ごめんなさい

だった

し

ん〜…ないちゃん何も悪くないで、？

な

でも……っ、

し

ん…（ぽんぽん、

し

不安になってしまったんやなぁ…

し

よう頑張ったな

な

……ぅ、っ…

な

…ひ、…く、……（泣

な

ん……っ、…はぁ………

し

よしよし…（ぎゅぅ、

し

大丈夫やよ、大丈夫大丈夫……

し

誰も怒ってへんし、呆れてもない

し

皆ないちゃんの事信じとうよ

な

………っ、…（ぎゅっ、

し

ん、ゆっくりな

〜数日後〜

あの朝はかなり不安定だったらしく、こんなになるのは初めてだと本人から聞いた

それから他のメンバーにも相談しつつ、時々一緒に寝に来ている

そのお陰か、悪夢の頻度は大分減ったらしい

な

すぅ………

し

ふ、…っ、笑

し

可愛い顔……

し

（でもやっぱ、流石あの２人やな〜…）

し

（また敵わへんかった…）

〜数日前〜

し

『なぁ、ちょっと相談』

り

『なになにー？』

い

『珍しいやん』

し

『さっきな？ないちゃん具合悪そうやと思うて行ったんよ』

し

『したら案の定寝れてへん言うから寝かせたんやけど』

し

『めっちゃ魘されてて起きてもうてん』

ゆ

『え、今どこおんの？』

し

『添い寝中👍』

ほ

『えーずるー』

し

『んで、一応落ち着かせたんやけど』

し

『これ俺どうするべき？』

い

『魘される言うんは原因分かるん？』

し

『まだわからん、聞けてない』

ゆ

『まず起きたらそれ聞いてみぃよ』

ゆ

『原因分からんことには解決出来へんわ』

し

『え、でもそんな事急聞いて大丈夫か？』

い

『ゆっくりな、って言って背中でも撫でたり』

い

『大丈夫やって！ないこあんま拒否はせんと思うし』

し

『ん〜…分かった』

し

『また結果報告するわ』

り

『え、これりうらないちゃんにラインしていい？』

ほ

『え、さっきしちゃった』

い

『ええやろ別に』

ゆ

『そもそも見るの話した後やろうしな！』

り

『ならいいか』

い

『んじゃ初兎宜しくな』

ゆ

『頼んだで！』

し

『あい〜』

ってこと

俺一人じゃどうにも出来なそうだからメンバーに頼ったのだ

お陰で上手く聞き出せたし、だんだん寝られる様にもなってる

やっぱ頼れる人が居るって良いもんだな…

な

ん、……（ぎゅ、

し

ふふ、

し

もう一人やないからな

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