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緑茶
緑茶
緑茶
緑茶
緑茶
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緑茶
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緑茶
加波 祠
雛香 怜衣
緑茶
緑茶
私は今屋上に居る
雛香 怜衣
雛香 怜衣
そう独り言を言いながら 夕日に照らされながらスマホをいじる
雛香 怜衣
ガチャ
雛香 怜衣
私の背後の扉が開いた
加波 祠
雛香 怜衣
彼女は加波 祠 私と同じクラスの人だ
私はスマホをいじるのを止めた
雛香 怜衣
その場を立ち去ろうとする
私は加波が好きじゃない
胸がざわめいて 好きになっているから この感情を加波にバレたくない
だって 気持ち悪いでしょ? 女子が女子を好きになるなんて
この事がバレたせいで バイト先を辞めざるを得なかったからだ
雛香 怜衣
雛香 怜衣
すっ、と 隣を過ぎようとする
その時
加波 祠
ぎゅっ
雛香 怜衣
急に手を握られた
雛香 怜衣
加波 祠
なんで
雛香 怜衣
加波 祠
どうして
雛香 怜衣
顔が
あつくなってしまうから
嫌だ、バレたくない この感情
そしたらまた、 人が離れていく
雛香 怜衣
加波 祠
雛香 怜衣
雛香 怜衣
無意識に顔が火照っていく もう、隠しきれない
加波 祠
雛香 怜衣
加波 祠
雛香 怜衣
そう言うと 加波はきょとんとした
加波 祠
雛香 怜衣
もう、隠せないかな
言い逃れ出来ない
雛香 怜衣
全てどうでもよくなって そう言った あぁ、学校も終わった
加波 祠
そりゃそうだよな 困惑するよな
雛香 怜衣
雛香 怜衣
明日なんて 無いのに
そう言って帰ろうとした
その時
加波 祠
加波 祠
雛香 怜衣
何言ってるの やめてよ冗談は
雛香 怜衣
雛香 怜衣
無い そう言い終わる前に
加波 祠
加波が抱きついてきた
雛香 怜衣
加波 祠
雛香 怜衣
ぴと
加波の細い指が 私の口に当てられた
加波 祠
加波 祠
その時の加波は
いつも見る 明るくて、天真爛漫な彼女ではなくて
真剣な眼差しだった
加波 祠
雛香 怜衣
そして彼女は 悪戯っぽく笑った