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僕のヒーローアカデミア！

第33話 - 第33話再びヴィラン連合と遭遇！？

2025年12月08日

#ヒロアカ夢小説

#オリキャラ注意⚠️

ちー

ちーちゃん

どーぞ！

オリキャラ注意⚠️ 下手ですカップルです苦手な方はスクロールしてください

A組に帰還

ヴィラン出撃から戻った千夏と轟。雄英の寮に戻ると、玄関でA組全員が待っていた。

八百万百

「千夏さんっ！ご無事で何よりですわ…！」

上鳴電気

「マジ心配したんだけど!? てかヴィラン連合とかやばすぎじゃん！」

麗日お茶子

「千夏ちゃん、ケガしてない!? ほんまに無事!?」

蛙吹梅雨

｢ヴィランに狙われるなんて…千夏ちゃん、ほんとに気をつけて。」

芦戸三奈

「こわかったでしょ！？ぎゅーーってしたくなるくらい！」

切島鋭児郎

「オレたち、もし千夏がやられてたら絶対許さねぇからな！」

夏野千夏

「みんな…ありがとう…。わたし大丈夫だよ！轟くんと一緒だったし。」

爆豪勝己

「テメェが無事なら文句ねぇけどよ。調子のんじゃねぇぞ、水娘。」

夏野千夏

「のってないし！」

緑谷出久

「でも、本当に良かった…！千夏さんの個性、すごく役に立ったんでしょ？」

夏野千夏

「うん…怖かったけど、頑張れた。」

轟は何も言わないけれど、みんなの少し後ろで静かに、安心したように千夏を見ていた。

ヴィラン連合側の視点

薄暗いアジト。死柄木、トガ、荼毘、黒霧、トゥワイスがテーブルを囲んでいる。

死柄木

「夏野千夏……あの“水”と“天使”の二つの個性…。
あれは、こっちの戦力にしたら厄介じゃなく“超有利”なんだよ。」

荼毘

「特に天使の個性…あれ、援護力が異常だな。
あんなのがヒーロー側に育ったら、戦闘の流れが全部変わる。」

黒霧

「水の個性は攻撃・移動・回復性を兼ね備えています。
天使の個性は攻撃・移動・援護。
二つ同時に使えるとなれば、戦略的にも価値は高い。」

トガ

「それに〜…千夏ちゃん、かわいいし！
あたし仲良くなりたいのに、いつも轟くんのそばにいるんだもん！」

トゥワイス

「誘拐？するぞ！しない！いやどっちだ!?」

死柄木

「千夏を連れてくる。
あれは“未来のヒーローの要”だ。
壊すか、利用するか…どっちでもいい。」

黒霧

「次の機会をお待ちください。」

荼毘

「今度は轟焦凍の目の前で奪ってやるよ。」

ちーちゃん

夜です

エンデヴァー事務所の夜。一日の訓練が終わり、屋上で風に当たる二人。

轟焦凍

「千夏、今日の戦い……本当に危なかったな。」

夏野千夏

「うん…。でも、轟くんが守ってくれたから…平気だったよ。」

轟焦凍

「俺は…お前が、連れていかれると思って…焦った。」

夏野千夏

（…そんなふうに言われたら、胸が熱くなる。）

夏野千夏

「わたしも怖かったよ。でもね、
“絶対大丈夫”って思えてたよ。轟くんがいたから。」

轟焦凍

「……そう言われると、悪くない。」

二人は並んで夜景を見る。少しの沈黙。でもイヤじゃない静けさ。

夏野千夏

「もっと強くなりたい。狙われても、仲間を守れるくらいに。」

轟焦凍

「あぁ。俺もだ。
……だから、これからも一緒に強くなろう。千夏。」

夏野千夏

「うん…！」

ほんの少し照れながら、だけどしっかりと前を向く二人。これが、二人の関係がまた一歩動き始めた瞬間だった。

次の日の休日。千夏・轟・緑谷・お茶子・切島・芦戸・葉隠・上鳴で街へ買い物に来ていた。

夏野千夏

「こんなにみんなで外出するの久しぶりだね〜！」

麗日お茶子

「千夏ちゃん、服見よ見よ！」

切島鋭児郎

「腹減った！なんか食おうぜ！」

その瞬間ーー

黒霧のワープが目の前に開いた。

轟焦凍

「千夏、下がれ！！」

轟が氷で壁を作る。だが背後にもワープが生まれる。

黒霧

「また会いましたね、千夏さん。」

夏野千夏

「く、黒霧…！」

死柄木

「今度こそ連れていく。」

夏野千夏

「イヤだよ…！」

ヴィランの攻撃が飛び、地面が砕け、建物の壁が崩れる。砂埃が舞い、視界が白くかすむ。

芦戸三奈

「きゃっ！」

切島鋭児郎

「みんな下がれ！！硬化！！」

上鳴電気

「放電するぞ！みんな離れろ！！」

緑谷出久

「皆、千夏さんを中心に守るんだ！！」

轟焦凍

「千夏、逃げるぞ！」

夏野千夏

「うん…！」

だが黒霧が素早くワープを繋ぎ、千夏の足元が黒く歪む。

夏野千夏

「あっ…！！」

轟焦凍

「千夏！！」

轟が瞬間的に氷で地面を凍らせ、ワープを阻止。その衝撃で千夏はバランスを崩し、轟に倒れ込む。

轟焦凍

「離れるな。絶対に。」

夏野千夏

（……こんな状況なのに、安心するなんて）

息がかかるほど近くで彼を見る。

轟焦凍

「戦うぞ。俺はお前を渡さない。」

夏野千夏

「わたしも…みんなも守る！」

死柄木

「面倒だ…まとめて壊す。」

荼毘が青い炎を放ち、轟は氷で受け止めるが、炎は勢いを落とさない。

緑谷出久

「轟くん！こっちは僕が受け止める！！」

切島鋭児郎

「うおおおおおお！！硬化ァァ！！」

上鳴電気

「千夏！援護任せた！！」

夏野千夏

「任せて！！
光翼《ライトウィング》！！」

天使の光を全員の足元に伸ばし、視界と動きが一気にクリアになる

轟焦凍

「助かる…！いくぞ千夏！」

夏野千夏

「アクアバレット！！」

水の弾丸が連射され、荼毘とトゥワイスを押し戻す。

トガ

「きゃっ…冷たっ！！」

黒霧

「封じられるとは…」

死柄木が千夏に向かって突っ込む。速度が速く、着地の衝撃で地面が砕ける。

夏野千夏

「っ…！」

轟焦凍

「千夏！！」

轟が千夏を抱き寄せ、死柄木の攻撃を氷壁で受け止める。衝撃で壁が一瞬で粉々に砕ける。

夏野千夏

「そんな…氷が…！」

轟焦凍

「まだいける。絶対守る。」

夏野千夏

「わたしも戦えるよ…轟くんと一緒なら！」

炎が空を切り裂く。

エンデヴァー

「遅くなったな。」

イレイザーヘッド、ミッドナイト、ファットガムも到着。

エンデヴァー

「学生を狙うとは…覚悟しろ。」

相澤消太イ（レイザーヘッド）

「夏野、よく持ちこたえた。」

ミッドナイト

「もう大丈夫よ、かわいい天使ちゃん。」

黒霧

「撤退します。」

死柄木

「くそ…また邪魔が…！」

ワープが閉じ、ヴィラン連合は消えた。

エンデヴァー事務所の屋上。夜風が静かに吹く。

夏野千夏

「怖かった…けど、逃げなかったのは…
轟くんがそばにいてくれたから。」

轟焦凍

「俺もだ。
お前が俺の後ろに立ってると…
“絶対負けねぇ”って思える。」

夏野千夏

「そんなふうに言われたの…初めて。」

轟焦凍

「…千夏。」

夏野千夏

「ん？」

轟焦凍

「これからも一緒に強くなるぞ。」

夏野千夏

「うん。絶対！」

二人は並んで夜景を眺めた。戦いは終わった。けれど千夏が狙われる理由は、まだ深く、重く残っている。

ここで切ります

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