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rinrin
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翌日。 えとさんが教室に入ると、ゆあんくんはいつも通りの強気な顔で机に突っ伏していた。 けれど、えとさんが近づくと、彼はわずかに肩を揺らす。
ゆあん
声は小さく、ぶっきらぼう。 でもえとさんにはわかった。 これは“照れ隠し”だ。 彼女はくすっと笑って、
えと
ゆあんくんは顔を上げず、耳だけが赤く染まっていた
放課後、えとさんは部活の準備で遅れていた。
廊下を急いでいると、曲がり角でゆあんくんとぶつかる。
ゆあん
強い口調だった。でも、すぐにえとの腕を掴んで支えた
ゆあん
その一瞬の優しさに私は胸が熱くなった
えと
ゆあんくんは手を離し
ゆあん
と早口で言い残して歩き去る。
ほんと、不器用だなぁ…笑
その日の帰り道。 偶然、2人は同じ道を歩くことになった。 沈黙が続く。 でも、どこか心地よい静けさ。
ふいにゆあんくんが口を開いた。
ゆあん
えと
ゆあんくんは立ち止まった。それから口を開いた
ゆあん
えと
ゆあん
その声は、風に溶けるほど弱かった。 えとさんは驚き、そして静かに笑った。
えと
ゆあんくんは固まり、 顔を真っ赤にして俯いた。
恋人ではない。 でも、ただの友達でもない。 互いの言葉に揺れ、 互いの表情に戸惑い、 それでも離れられない。 そんな、 “特別な関係の始まり” が、 静かに、確かに、そこにあった。
小夜(主)
コメント
1件
うわあ、もう3話目なのにすごく距離が近づいてきた感じがしますね……! ゆあんくんの強気なのに耳が真っ赤になったり、ぶつかった瞬間に思わず腕を支えちゃうとこ、もう完全に「気になってる」じゃないですか(笑) それに「意識するだろ」って言葉、自分から口に出しちゃうの、不器用すぎて可愛いです。 「特別な関係」って一文がすごく響きました。まだ恋人でもないのに、お互いの表情だけで戸惑ってる、その距離感が本当に繊細で好きです🌷 次はもっとゆあんくんの照れ隠しが見たいです!