総司
あ、理事長‥あの2人はどうしました?
真央
とりあえず他の先生に見てもらってるわ‥輝流ちゃんに七王君もこんな時間までごめんなさいね
輝流
あ‥はい‥
七王
大丈夫です!むしろ色々知れてよかったです!
総司
(膨れっ面‥)
響
んで、結局は何があって、どうするんです?
真央
そうね、輝流ちゃんとあの2人の話をまとめると‥
昨日七王に辛子入り水鉄砲を顔面に食らった2人は腹が立ってどうにか憂さ晴らしをしたかったけど七王、輝流は生徒会メンバーと知り直接手を出すのは危険と感じ私物に目をつけた。それで今日生徒会室から七王の水鉄砲を発見して、夜に人の目が少ないであろう屋上で燃やそうしたが運悪く輝流ちゃんに見られて、知らない男にやられた。
七王
‥知らない男?
総司
内山照。君たちと同じ1年紫科だ
響
なるほど。で、2人と内山の処分はどうするんです?
真央
えぇ、まず2人は1ヶ月の自宅謹慎に反省文とボランティア活動をしてもらいます。幸いぼや騒ぎで収まったけど一歩間違えたら火事になりかねなかったからね。保護者の方にもお話してしっかりお灸を据えてもらいます
太陽
俺ら教師より親のお叱りの方が効き目ありますね
真央
えぇ、そうよ。それで内山君は暴力はいけないけど彼がバケツで水かけて止めてくれなければ火事にもなったし、輝流ちゃんにも怪我させられていたかもしれなかったからね。被害が最小限で抑えられたので担任の先生からの口頭注意で大目に見ます。‥そして内山君にお礼を言いたいのだけど彼はどこかしら?
総司
それがあの2人と樹を職員室に置いてどこかに行ってしまって‥すみません我々も状況読めずあっけらかんになってしまって‥
輝流
あ、あの‥私のせいで‥
太陽
こら、樹
太陽が輝流の肩をポンと叩きその場にいる全員が言った
あなたのせいじゃないよ、安心していいよ
輝流
‥はい!