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...。
あれ … 、
ぼく……何してたんだっけ、、
葛葉
……葛葉?
なんで泣いてるの…?
叶
ぇ。
あれ、?
声が…出ないや、。
葛葉
葛葉
叶
あぁ、そっか。。
僕もう █んじゃうんだった。
そりゃあ喋れないよね…笑、
ごめんね。 葛葉、
僕は不運にも事故にあってしまった。
信号無視の車がー… …ってパターンのやつ。
なんか在り来りでつまんないや。 ...なんて思ってたけど
─けれど、 もう僕は駄目みたい。
さっきから視界がぼんやりして もう痛さも感じないの。
だから自然と 「あー、僕はもうダメなんだ。」 って本気で感じた。
まだまだやりたい事あったし しんじゃうってなったら 何も無くなるから 普通は怖くなると思うけど
何故か…
何故か僕はちっとも怖くなかった。
いつだっけか、
葛葉となんとなーく “もし しんだら?” っていう話題でお話してたんだけど
その時に葛葉は
僕がしんじゃったら またお前を見つけてやるって
そう言ってくれた。
…… だからかな、? 怖くならない理由。
僕はもう喋れないけど
お前の頭とか撫でてあげれないけど
でも…
にこって笑って安心させて あげることはできるよ。
葛葉
だから…
ほら、
叶
もう泣かないで?、
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
…ごめんね、葛葉。
ぼく、お前の声もう聴こえないや、
叶
… 僕のこと見つけてね、
薄れ行く意識の中
僕は最期にそう心の中で呟いた。
どうか…
どうかこの願いが叶いますように。