瑞希
今日はね、俺の話を聞いてもらおうと思う
椋
珍しいな
僕
愚痴ってこと?
瑞希
うん
瑞希
まぁ2人が知ってる通り俺の親はクズなんだよね
僕
知ってるよ
椋
あぁ
瑞希
でもさ、やっぱり俺も親に見てもらいたいから
瑞希
親に今日あった話をしようとしたの
僕
うん
瑞希
でも、兄貴も話してて
瑞希
お前話してるから兄貴の話し聞こえないべや!
瑞希
って言われたんだよね
椋
前より悪化してんな
瑞希
それでさ、ハッとなったんだよね
僕
どう言うこと?
瑞希
今日さ、俺情緒不安定だったんだ
椋
おう
瑞希
でね?兄貴にも無視されてさ
瑞希
俺ってやっぱり要らないのかなって思って
僕
そんなわけないでしょ!
椋
少なくとも俺らは必要としてるぞ
僕
そうだよ!
瑞希
そっかぁ、必要とされてんだね
椋
当たり前だろ
椋
まぁ俺らの親、兄弟がクズってのはほとんどの奴が知ってるぞ
僕
そうだね
瑞希
じゃあ、バイバイ