いつまでも、続くと思っていた。
少し甘えたがりな、無口の彼との幸せな日々。
でも、そんなわけがなかったんだ。
とある知らせを受けた時から、私の気持ちは沈んでいくばかりだった。
ころ💙
さと💗
ころ💙
深々と頭を下げてから、少し息を吸った。
心を決めなくては。
私が辛そうな顔をしてどうする。
そう自分を叱って、彼の方を見た。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
真っ直ぐ、私を捉えている瞳。
悲しむわけでも、戸惑うわけでもなく、ただ私を見つめていた。
それに耐えられなくて、すぐ視線を下に落とす。
ころ💙
少し溢れそうになる涙を堪えて、部屋を出る。
泣くな。
分かっていたことのはず。
メイドが結婚なんて、出来るわけない。
それぞれに立場があるのだから。
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
共にいることは叶わなくとも、そばで支えていたいと思っていた。
でも、さとみ様はもう立派だ。
大切な話だと知っていたから、わざわざ苦手なお父様を訪ねて話に行った。
結婚する、ということの重みを知っている。
相手の人生を捧げてもらうことへの、重みを。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
泣きそうになるのを堪えるために、精一杯の笑顔を返す。
すると、さとみ様は窓の外を見て話し始めた。
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
独り言のように呟いた言葉に、さとみ様は酷く驚いていた。
少し怒ったような顔で、私を見る。
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
私の事?
結婚したい人がいるって言ったのは、私と結婚したいって事だったの?
そんな、夢みたいな話。
あるわけ、ないのに。
さとみ様の口からその言葉を聞けたことが嬉しくて、涙が溢れる。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
そう言って柔らかく微笑んで、私に優しいキスをした。
私は、一生この瞬間を忘れないと思う。
さとみ様が私を大切だと言ってくれた。
こんなにも優しく、幸せなキスをしてもらった。
また一段と、彼のことを好きになっていく。
そんな、あまりにも幸せすぎる…
今日の日のことを。
ーENDー
のの ❀
のの ❀
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のの ❀
のの ❀
のの ❀
コメント
12件
ブクマ失礼しますm(_ _)m
連載ブクマ失礼します!!
ブグマ失礼します🙇♀️