knmc病み

1話完結 (長編)

スマホを見ていると電話が鳴った

社長の声がいつもより真剣だ、、どうしたんだろ、

僕なんかやらかした、、？

ドアを開けるとみんなの鋭い目線が僕をさす

単刀直入すぎてよく分からなかったが僕は暴力を振るった覚えがない、、

確かに、、酷い傷だ､､だが本当に僕ではない、

べ"チ"ンｯ"！！！

誰もっ、信じてくれないっ、、みんなの、視線がっ、痛いｯ、

「(yunaさんに)謝ってよ／謝れよ／謝ってくれへん？／謝ってください」

あ、これ、言っても、もう通じない、みんなはyunaさんのことを信じてる、

みんなの冷たい目線が再び僕を傷つける

生きてて、ごめんなさい

僕は逃げるように部屋を出た

1週間後僕はにじさんじを「無期限活動休止」した

みんなから、、嫌われちゃった、

学校、、家、それが唯一の居場所だと思った

いや、、思ってた

え、、なにこれ

机には 「死ね・くそ男・厨二病・ロリ☂剣持・ロリコン などなどの悪口」が書かれてあった

なんで、、？、僕がｯ､何したっていうの､､普通にっ、生きてただけなのにｯ

生きることさえ、、許されないの？

そんなのダメだｯ､これ以上、迷惑になったら、、、

昼休み

(無理やり剣持の手を掴み手にカッターを握らせいじめっ子1の腕を切らせる)

そうだ、そうじゃん 誰も信じてくれないじゃん なら素直に認めよう、

放課後

毎日毎日､､親には暴言 兄姉には暴力 友達には無視され、挙句の果てには物を奪われる、、 いじめっ子には毎日のように殴られ身体中傷だらけになってしまった、、

こんな僕、、もう誰も

愛してくれない

本当は嫌だったリストカットも気づけば習慣となっていた

睡眠薬の過剰摂取もしてみようとした、、でも、死ぬのは、、やっぱり勇気がいるな、

そうだ、最後にみんなにお別れを言いに行こう

そしたら僕の役目は終わり本当にいらない子になる、、

みんな、、ありがとう、

そして僕、、さようなら

もういい、

ガシッ (誰かが腕を掴む)

学校でのこと、、家の事、全て話した

みんなが、泣いていた

剣持さんが、、泣いた、

初めて見た、、剣持さんが泣く顔

でも、、泣くくらい、私たちが追い詰めてたってことですよね、

そうだ、、私たち大人で、無責任に剣持さんを責めて、

剣持さんは、、まだ、高校生なんだ、まだ子供、、

私たちが責めていい理由なんてない、

1ヶ月後

yunaさんはクビとなった

学校の件はいじめっ子は退学、両親、兄姉には沢山謝られた

僕のメンタルも回復してきた

にじさんじでは、委員長、でろーんさんなど、、たくさんの人たちがこの件を知っていたらしい、、 そしてとても謝られた、

僕はやっぱり、にじさんじが大好きだ、

[完]

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