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Saku
初めまして、Sakuです
Saku
初めての投稿で、どんなストーリーをあげようか迷っていたら、唐突に芥敦が書きたくなったので書かせて頂きます
Saku
少し原作の内容を改造している部分があります
Saku
本誌ネタバレ注意です。ではスタート
僕の名前は中島敦、芥川と付き合っている
数日前、恋人である芥川に持病がある事を告げられた
＿命が長くない事も
正直、どうすればいいのか分からない。今でも頭が真っ白で何も考えられない
僕はただ、芥川との残された時間を過ごすしか無かった＿
中島敦
……
芥川龍之介
…人虎
中島敦
…え、ぁ…、何？
芥川龍之介
…否、ずっと上の空だったから声をかけただけだ…
中島敦
…ぁ、ごめん
芥川龍之介
…無理も無いだろう、突然、あの様な事を言ってすまなかった
中島敦
…別に謝る事じゃないだろ？
中島敦
…持病があるのは仕方ないよ
中島敦
…芥川のせいじゃない
芥川龍之介
……
中島敦
…あ、そうだ！お弁当、作って来たから食べよう？
中島敦
今日は折角お互い休みなんだし、久しぶりにゆっくりしようよ
芥川龍之介
…嗚呼
中島敦
……
芥川龍之介
……
芥川から余命宣告されてから、どういう風に接すればいいのか分からくなった。多分、芥川もそうだろう
もう残された時間は長くない…。それなら、二人の時間を大切にしようという話にはなったけれど、お互い、どう接すれば良いのか分からなくなって前より比較的に沈黙の時間が多くなった
正直僕は、もう不安で押し潰されそうだ…
＿芥川が素直に余命宣告をしてくれた事、持病の事を話してくれた事は嬉しかった。＿でも、正直聞きたくなかった
嘘だと言って欲しかった
あの時僕は平気な振りをしたけれど、本当は今にも不安に押し潰されそうで、おかしくなりそうだ…
中島敦
……ｯ、そ、そう言えばさ…
芥川龍之介
＿すまぬ
中島敦
…え？
芥川龍之介
…僕の持病の事は、やはり隠しておくべきだった…
中島敦
…は？
中島敦
…なんでそんな事言うんだよ……
芥川龍之介
…言わぬ方が正解だった。それは貴様も分かっているだろう…？否、貴様の本心であろう…？
中島敦
え…
中島敦
……
中島敦
(…何か、何か言わないと…)
中島敦
(…違う…、本当は嬉しかった…！伝えたいのに…、声が出ない…)
僕がそう思えてないから…？
芥川龍之介
…やはりそうだったか……
中島敦
ち…が
芥川龍之介
…すまぬ、今日はもう帰る…
中島敦
…ぇ
中島敦
待っ…
中島敦
(…言わなきゃいけないのに…、何で…)
何で声が出ないんだ…？
Saku
最後までご覧くださりありがとうございました。短いですが、これで終わります
Saku
ばいばい
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