いつの間にか俺の利き手には銃が握られていた

か.........

彼氏がいた

彼氏といえるのかは分からないけど

13歳の時の私達からしたら

ただのお遊びような物だろう

彼からしたら私なんて記憶の片隅.........

いや記憶にも無いかもしれない

だから何なんだと思うが

彼は不良界、いや名前を聞けば誰もが1回は聞いたことがある

"灰谷蘭"

今や私も夜の世界で働いてるからよく聞く

梵天の幹部だと

まぁそれが嘘か本当か

私には分からない

キャバクラの行きつけなら知ってる店で

Ｎｏ．1キャバ嬢百合(ゆり)

といわれ

濃い化粧には私の元の顔何てものは1ミリも無い

若いうちに稼いで

貯金を貯めて

その貯金で余生を過ごそうと思ってキャバ嬢を始めた

稼ぎたいなら風俗に行けって？

ごめんおっさんに抱かれるのはさすがに無理だわ

町田って苗字の子ごめんね(´；ω；｀)

ただ単に思いついたから書いてるだけ

この営業スマイル

私の心は少しも笑っていないというのに

キモイ言いたいところだが

ここは我慢

彼に会うまでは自分が可愛いと思ってたけど

彼の顔が整いすぎてて自分なんて