夢主
私の心、、?
彼は、明らかにそう言った
すると、後ろから気配がした。
相澤消太
...悪いが、こいつは俺のものだ。
夢主
消太...
死柄木の手首を握っている
いつの間に来たんだろう
どこから話を聞いていたんだろう
聞きたいことは山々だった
しかし、聞く暇はなかった
死柄木が折れたからだ
死柄木弔
...まぁ、今回はやめといてやる
死柄木弔
次来るまでに、決めとけよー
そうやって、雑な返しをして
暗闇の中へと帰っていった
夢主
...助けて、くれてありがとう。
驚きからか、まだ理解ができていない
マイク
ヴィラン側に行くなよ?
また、後ろから誰か来たと思えば
夢主
...山田まで、聞いてたんだ、
相澤消太
...聞いてたなら、止めろよ。
マイク
わりい、つい面白くてな。
この状況を面白がっていたなんて有り得なさすぎる
何も面白くないのになぁ。
夢主
あのさ、死柄木がさ...
夢主
朧が、生きてたらどうするって、
マイク
!!...ガセじゃねぇ?
明らかに信じ難いという感じだ
逆に、消太は冷静だった
相澤消太
...俺たちは、葬式を見た
相澤消太
でも、もしそれで生きているというのならば可能性は
相澤消太
低いと思うが。
なんと合理的な意見だろう
流石と言えばいいか。
夢主
...そー、だよね。
夢主
うん、ありがとう。
そう言って、その場を立ち去ろうとした――
相澤消太
...夢主、
パシッと手首を掴まれた。