TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

餘ツ

ラトさん…何してるの…?

血まみれの部屋で悠斗が横たわっており、大量の返り血を浴びているラトがニコニコと立っている

そんな状況に、餘ツ達は驚愕していた

ラト

何って〜遊んでたんだよ〜?

ラト

ふわふわ〜

ラトは返り血を浴びたナイフをきゅっと握ってニコッと笑う

澪彩

遊んでたって…

澪彩

悠斗を刺して遊んでたっていうの?!

ラト

そんな感じ〜のふわふわ〜

ラトは悪びれる様子もなく、クルッとターンをする

歩奈

一体…どうしてこんなこと…

歩奈

事件は終わったはずなのに…

歩奈がポツリと言うと、ラトはすっと真顔になって言う

ラト

事件がすぐ終わったからだよ

ラト

暴れたりなくてつまらないの

餘ツ

そんな…理由で…

ラト

だからね、悠斗とか殺したら面白いかなって!

ラト

ふわふわ〜

ラトは横たわる悠斗にナイフを向け、勢いよく振り下ろす

と同時に

澪彩

ストップだよラト

澪彩

私達が来たからには、もう悠斗に手出しはさせない

澪彩の手には、ラトが持っていたナイフが

瞬間移動により奪われたそのナイフを見て、ラトはニタリと笑う

ラト

ふふ、ふふふふ…!

ラト

そうなのね?

ラト

あなた達が私の相手をしてくれるのね?!

ラト

だったら全力で来て!

ラト

その方が楽しいから!!!

澪彩

望む…ところっ…

ラト

ふわふわ〜!

ラトがそう言いながら手を振ると、澪彩は地面に倒れる

澪彩

う…ぐ…

ラトの能力は重力操作

澪彩は地面から離れられずにいた

餘ツ

大人しく悠斗くんを解放しなさい!

餘ツは手をラトに向けて広げる

餘ツの能力の魔力操作によって炎魔法が放たれ、ラトに向かう

ラト

わぁ、あったかそうだね〜

ラトはそう言いながら自身に近付く炎をナイフで切る

すると炎は分散するように消えていく

餘ツ

何が…起こったんだ…

歩奈

多分、炎の周りの重力を限りなく小さくすることで、温度を極端に下げて炎を消したんだよ…

餘ツ

なぬ?!

餘ツ

なんて卑怯な!

それが戦いだよ

ラト

さて、次は誰が来るのかな〜?

ラトはニヤニヤとしながら次の攻撃を待つ

澪彩

くっ…そ…余裕そうに…

澪彩は地面に押し付けられたままラトを睨み付ける

そんな澪彩の背中に、手が触れる

歩奈

もう少しだけ、頑張って

澪彩

歩奈…

歩奈は、生命力操作の能力により、澪彩の筋力を一時的に増強させようとしていた

これが成功すれば、澪彩は少しの間過剰な重力に逆らい立つことができるのだ

そうすれば、澪彩は瞬間移動によりよってラトの重力操作の範囲から抜け出すことができる

澪彩

っ……し

澪彩は強化された筋力を使い、ゆっくりと立ち上がる

ラト

同時に澪彩はラトの背後に瞬間移動する

澪彩

っしゃあ!!

澪彩

体が軽い!!

澪彩はナイフを振る

ラト

っ……!!

それに気付いたラトは咄嗟に手で目前を払い、そこを基準として重力操作を発動する

澪彩

っ……!!!

同時に澪彩はラトから引き剥がされるように飛ばされる

澪彩

うぐっ…

澪彩は壁に背中から衝突する

その衝撃をこらえつつ、澪彩は再び立ち上がる

ラト

すごいね〜

ラト

よく抜け出したね〜

ラト

もう一回食らっとく?

ラトが澪彩に向けて手を動かそうとすると、氷の鎖がラトの手に絡む

ガシャン

ラト

っ!!

餘ツ

よーしもう一本!

餘ツは再び魔力を溜め、ラトに氷の鎖を飛ばす

ガシャン

ラト

っ……!!!

ラトはガシャガシャと鎖を無らしながら手を動かすが、ガッチリと絡まっており、解くことができない

ラト

こうなったら足で──

ラトが足を振り上げ、魔力を込めながら地面を踏みつける瞬間

──ドサッ

ラトは地面に押し倒され、首にナイフを突き付けられていた

澪彩

澪彩

終わりだよ、ラト

ラト

ラト

ラト

負け…た……

しばらく見つめ合う時間が続き、やがて澪彩がラトから離れると、ラトは起き上がり、何をするでもなくただ座った

餘ツ

ラトさん、満足した?

ラト

うん…一旦は…

歩奈

一旦なんだ

呆然とするラトの頭を撫でながら、澪彩が声を掛ける

澪彩

まあさ、危険なく遊ぼうよ

澪彩

言ってくれれば全然付き合うよ

ラト

……うん

ラト

ふわふわ〜……

その後、澪彩達は精神世界から出て町に帰り、悠斗を病院に送り届けた

【合作作品】ー能力者達の戯言ー【作者:澪彩】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚