夜
夜
夜
夜
夜
カタカタカタカタカタカタカタカタ
悠佑
凝った体を伸ばして疲れを誤魔化していた時
if
パソコンの音が響くオフィスに明るい声が俺を呼ぶ
悠佑
悠佑
こいつはif 俺の同僚でありかわいがり甲斐のある後輩だ
if
悠佑
見せられたスマホには綺麗な青系統のドレスを纏い、こちらにニコリと眩しい笑顔を見せる水色髪の少女の写真があった
if
俺のほとけや!!!
if
悠佑
そう この話実にn回目である
if
プランツドール
【プランツドール】
高価で美しく、特別なミルクと砂糖菓子を食す人形
そしてなにより特筆すべきは主人の愛情で生きるということ
悠佑
if
if
if
悠佑
まろは数ヶ月前にドールを迎え入れてからというもの驚く程元気になった
ほとけのために仕事頑張らな!や
ほとけが待っとるからはよ帰るわ!!
と毎日とんでもないスピードで仕事を片付け帰っている
悠佑
悠佑
いつも通り帰っていると
ポツン…
悠佑
ポツン…ポツ…ポツポツポツ…
悠佑
ザァァァァァァァァァァ
呟いたと同時に土砂降りになってしまった
悠佑
俺は雨の中を駆けていった
悠佑
通り雨だったようですぐに止んだがスーツはびしょびしょだ
店員
悠佑
その時背後の店の扉が開き、誰かが顔を出した
店員
店員
悠佑
店員
そのままじゃ風邪ひいてまうわ!
悠佑
通された店の中はなんというか… ファンタジーというのだろうか どこか不思議な店だった
店員
今タオル持ってきます
悠佑
悠佑
?
悠佑
今なにかにつつかれたような
?
?
その声の方に目をやると 赤髪の少女が立っていた
悠佑
悠佑
?
りうら
悠佑
俺に貸してくれるんか?
りうら
悠佑
使わせてもらうわ!(ニコ
りうら
そのまま店の奥に行ってしまった
悠佑
りうら
悠佑
?
悠佑
赤組
悠佑
店員
店員
悠佑
そこの後ろにいる赤髪の子がタオルくれたんで…
店員
赤組
店員
ないちゃんもなんで目が覚めとんの?!!
りうら
初兎
ありがとうね!(ナデ
りうら
悠佑
初兎
悠佑
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
りうら
袖をバタつかせて自己紹介してくれる少女…ではなく人形
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
僕人間一人で暇なんです
おしゃべりの相手してくださいな
上着が乾くまでの間、話してるうちにいつの間にか敬語が外れ、名前で呼び合うようになった
悠佑
初兎
初兎
初兎
悠佑
ほんじゃりうらの運命は…
初兎
作り終わってこの子はどんな子になるんかなぁ〜とか思ってたら目を覚ましてな!!!
りうら
初兎
悠佑
初兎
りうら
悠佑
初兎
りうら
悠佑
初兎
初兎
初兎
りうら
悠佑
初兎
初兎
悠佑
初兎
悠佑
りうら
悠佑
りうら
初兎
ないこ
悠佑
初兎の足からこちらを覗く"その子"が目に入った途端身体中の血液が沸騰したかのような感覚に襲われた
初兎
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
初兎
悠佑
ないこ
ないこ
初兎
迎えると決めてから必要な手続きと説明に、服、飯、雑貨と色々購入した
初兎
初兎
悠佑
初兎
りうら
ないこ
悠佑
ここが俺の家…今日からお前の家でもあるかw
ないこ
悠佑
ないこ
満面の笑みで自分を指さし答えてくれた
悠佑
ないこ!よろしくな!!
悠佑
ゆ・う・す・け
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
吹き出してしまった 本人が真剣な様子なのがまた笑いを誘う
ないこ
悠佑
悠佑
あにき
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
俺の足に抱きつき、にっこりと笑顔を見せるないこ
その笑顔が愛おしくて頭を撫で回してしまう
夜
夜
完成ギリッギリすぎる()
夜
夜
コンテスト関係なく続編出るかもです()
夜
夜
ミルク飲んでる🍣ちゃんと それを見守る🦁さん







