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○○

会いたいな

○○はとうとう泣き出してしまった

いや、とうとうじゃない。 まただ。また

週に2、3回1人部屋でポツリと会いたいな、と言っていつも泣き始めてしまう

それをお母さんは知っていたから何とかしないと、と思っていた

ガチャ🚪

お母さん

………

○○

うぅ…グスン

お母さん

ねぇ、◯◯?何したの?どうしたの??
お母さん理由も分からないのに学校休ませて、これからずっと学校に行かないわけにも行かないでしょう?

○○

お母さん

わかったわ。着いてきて

手を引かれて着いたのは、大型病院だった

○○

えっ?

お母さんは私の声を無視してどんどん中に入って行く

○○

っやだっ!!なんで!!

お母さん

大きな声出さないで、皆見てるでしょ

お母さん

これは◯◯の為なんだから

そう言われてはっとした。 周りを見ると皆こちらを見ていて一気に背筋が凍った 怖かった。私は硬直してしまった

お母さん

ほら行くよ

○○

○○

…や、、だ、

お母さん

…、え?

○○

やだ!!

○○

やだ!!!!

私は大きい声で叫んだ。そしたら看護師さんが走ってきて1人が私を抑えて1人が私の足に何かを刺した チクッという痛みを感じてそこから記憶はない

お母さん

ある男の子と仲が良かったみたいで……ーーーでそれで、最近その子の話しないと思って〜〜〜〜で、

お母さん

それで、学校に行かなくなってしまって…

お医者さん

あぁ…それは人への依存体質ですね

お母さん

依存、体質、?

何かを話しているところで私は起きた

○○

…ん

○○

聞こえない…

って言ってる場合じゃなかった!! 逃げないと…

お医者さん

そろそろ起きる頃でしょう

お医者さんは勢いよくカーテンを開けた

○○

っ!!

お医者さん

ぴったりですね!!おはようございます^^

お母さん

○○…

○○

お医者さん

あ、それでですねお母さん

お母さん

あ、はい、

お医者さん

さっきのですけど、さっきのは人に依存しやすい体質ってことですそのまんまです

お母さん

あの、◯◯は…?

お医者さん

あぁ治るまで入院します。精神的にもやられてるので今

○○

え?!

○○

入院って…それに、依存しやすい体質って…なにそれ…

お医者さん

あぁ気にしないで下さい大丈夫ですよ^^

○○

何なんですか…貴方医者じゃないんですか?!
何でそんなっ、何でそんな他人行儀なの?!ありえない!!

私はすぐそこにあった水が入っているコップを医者めがけて投げた 綺麗にかかった、でも、何で?今の絶対避けれたのに それと同時に申し訳ない気持ちが襲ってきた

○○

…ぁ…ごめんなさ、

お医者さん

大丈夫ですよ^^何しても大丈夫ですからね^^

この時私は思った あぁ、この人は今まで私みたいな人に関わってもずっとこの笑顔で対応してきたんだ。何されても、自分の中に閉じ込めて、離さない。この人もきっと、元から何かを持っていたんだ。だから、ずっと笑顔で優しく対応してくれるんだ 謝らないと、とこう考えてる時には遅かった 気付けばお医者さんはいなくなっていた

お母さん

…◯◯?

○○

え、あ、お医者さんは??

お母さん

え?今行ったじゃないの

○○

あ、そうなんだ…

お母さん

んじゃお母さん着替えとか持ってくるから。待っててね

○○

ガラガラ

○○

この部屋は、何もないな…

ほんとに何もなかった。きっとこの病院は精神科の病院で患者さんが自殺しないように、窓に鉄格子があった。でも、外の景色は見られそう

○○

ジミン君いたらなー…

○○

なんて、笑

私は窓の外を見た

○○

○○

え?

見たことある、あの背中。あの後ろ姿。 こっちは見ないで真っ直ぐ歩いているけど、絶対見たことある。

○○

○○

ジミン君だ、

○○

ジミン君だ!!!

私は勢いよく部屋を飛び出した

○○

ハアッハアッ

○○

待ってっお願いっ

○○

間に合って

看護師さん

えっ?!ちょ、◯◯さん!!

プルルルル

看護師さん

もしもし?!主治医!◯◯さんがっ今廊下走ってどこかに行こうとしてるんです!!

看護師さん

私追いかけてるんですけどっ、速くて、

お医者さん

…あぁ分かった俺も行く

やっとの思いで私は病院から出れた

○○

あの後ろ姿っ!!!絶対そうだ!!

○○

ジミン君っ!!!

私は追いかけるのに必死だったやっと会えると思って 話したいこと、いっぱいある それに、また沢山遊びたい

看護師さん

あっ!見つけたっ!

看護師さん

○◯さんっ!!戻っt

こう思っただけで、周りを見ないのが悪かった 信号は赤だった、でもそんなの勿論見るわけも無くてそのまま飛び出した

ドンッと私の身体に当たる重くて痛々しい音。 どこからか悲鳴が聞こえる

痛い。痛いよ。私っ、何か間違った、? 天地がぐらつく。わからない。

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