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主
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⚠️日日帝、2人は母子設定
ｶﾞｯ、ﾄﾞｶｯ、
日本
日帝
日本が馬乗りになり、私の息の根元を遮る。
ぎゅ、と締め付けられた首は声を通さない。
死にかけの子鹿のような声が漏れるばかりで、
それが今、自分が死にそうな現実を作っている相手に届くとは思えなかった。
ちかちかと白い視界で星が輝き、目尻を痛ませる。
生理的に流れた一筋の涙を、日本は手を休めることなく舐め取った。
日本
首筋の血管の密度が上がる。
今にも、意識を手放してしまいそう。
日帝
私も、あなたを愛している。
だから、だから、そんなことはしなくていい。
そんなことさえ、千切れそうな声帯は発すことができない。
ただただ猛獣のように私の首を絞める。
何を言っても届くことはないのだろうか。
日本
健気に訴えるその目には、涙が滲んでいた。
自由な右手で、それを掬い取る。
日帝
本当に言いたい部分が、途切れてしまう。
はすはすと空気の音が微かにしただけだ。
それと同時に、意識を手放した。
日本、愛しているから。
私はどんな形でも受け止めてやる、あなたの愛を。
だから、どうか…
日本
日本
日本
私以外にその愛を、向けないでくれよ…！
・・・
傷つく日本を見られるのは、私だけの特権だ。
主
主
主
主
主
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