初めてまして!夜華と申します!物語書くの初めてなので、温かい目で見守っていただけたら幸いです!では本編スタートです!
ミツバ
ん〜!このチョコ美味しい!

光
なぁミツバ、それ食べ過ぎじゃねぇか?

ミツバ
え〜、だって美味しいんだもん、これ。源くんも食べてみたら?

ミツバがぱくぱくと口に運んでいたのは、放課後に購買で買った限定の洋酒入りチョコレート。
かわいい見た目に釣られて買ったはいいものの、彼はまったく気づいていなかった。中にしっかりとお酒が入っていることに。
ミツバ
なんか暖か〜い(光の腕に抱きついて)源くん、伝わる?

光
お、おい!急にくっついてくんなって!

ミツバ
源くんが寒そうだったから温めてあげようと思ったのになぁ〜。

光
(心の声:やばい…こいつ、完全に酔ってる…!

ミツバの頬はほんのりピンク色。瞳はとろんと潤んでいて、声のトーンもいつもより甘くて柔らかい。誰が見ても酔っている状況だ。
光
お、お前さ、ほんとに酔って…くっつくなって!顔近い!(ミツバの腕を振りほどく)

ミツバ
(光にまた近寄りながら)ねぇ源くん、なんで離れちゃうの?

光
お前が近いから、俺が距離取ってんだよ!

ミツバ
なんで?僕のこと、嫌いになった?

光
嫌いになるわけねぇだろ!

ミツバ
そう、なら…ぎゅーして?

光
はぁ…しょうがねぇなぁ、今だけだぞ。

ミツバ
(満足そうに光の体に顔をすり寄せる)ふふ…あったかい。源くんって、ほんと頼りがいあるよね。たまにだけど

光
ミツバ…お前、いつもそんなこと言わないくせに…。[たまに]は余計だけどな。

ミツバ
ふふっ、だって今日は、ちょっとだけいい気分なんだもん♡だから、僕の我儘聞いてくれるよね?
