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主
主
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狗巻Side
狗巻
今日は特別疲れた。
俺でも祓えるような呪霊と鉢合わせし、その場で祓った。
そこまでは良かった
その後に、祓ったはずの呪霊から悍ましい声と同時に呪力が格段に増えた呪霊へ変化していた。
呪言を唱えなければ死んでいたかもしれない。
しかも今回は単独任務だから、どうにも出来ない。
助けだって、心配かけたくないし、危ないから呼べなかった。
だけど、呪言を唱えた瞬間に肺が潰れたくらいの痛みが襲ってきた。
あんな痛み始めてで、気が遠のきそうだった。
そして、一気に胃から込み上げてくる生暖かい鉄の味を堪えきれず、吐血してしまった。
足が動かないし、身体が言うことを聞かなかった。
でも、此処で祓わなければ市民が犠牲になる。
だから、呪言に最大出力で呪を込め、「失せろ」と言葉を放った。
狗巻
思い返しただけで自分に腹が立つ。
失せろ。なんて、使わなければよかった。もっと違う言い回しがあっただろうに。
その分反動はまだ来てない。コレも初めてだ。
"分からない"から、早く、お屋敷に行きたかったが、今日は礁子が居ないのだった。
狗巻
声を抑えて悶絶するも、肺の痛みは増すばかり。
狗巻
なんとか歩いてこれたが、もう力が残っていなかった。
狗巻
そのまま肺の痛みに負け、気を失った。
五条Side
五条は異変を感じ取ったのか、うたた寝をしていたが、飛び起きた。
五条
五条
五条は倒れていた棘を抱き起こす。
五条
口調こそはいつもの五条だが、目隠しを外すと、誰もが疑うような青く、澄んだ眼が姿を現した。
五条
五条は狗巻の身体を分析すると、眉根を寄せる。
五条
"喰ってる"。そう。あの時狗巻は呪霊に呪われていた。
狗巻
五条
五条
五条の問いかけには応えない狗巻は、かろうじて荒い呼吸を繰り返すだけだった。
五条
五条
乙骨
五条
乙骨
乙骨
五条
乙骨
五条
乙骨
五条
乙骨
五条の口調とは裏腹に、生死に関わる場面を乙骨は見守るしか出来ずに絶句した。
五条
乙骨
その時、ゴプッと生々しい音を絶てて狗巻が吐血する。
五条
五条
五条
五条が唱えると帷が降りてくる。
五条
五条
反転術式で傷を癒す。
五条
そして、反転術式 蒼 で呪霊を取り込む。
五条
狗巻
五条
五条
五条
五条
五条は優しく、穏やかな声で告げると、そっと頭を撫でた。
五条
乙骨
五条
乙骨
五条
よいしょ、と五条が狗巻をお姫様抱っこしていたが、乙骨に預ける。
五条
乙骨
五条
乙骨
五条
乙骨
狗巻は眠っているように眼を閉じ、穏やかな表情をしていた。
乙骨
乙骨
と、吐血したであろう口元を優しく手で拭う。
乙骨
乙骨
主
主
主
主
主