その目、冷めてて好きでした。
圭介
…
莎稚
(涙ながらに微笑む
莎稚
圭介?
目目目目、
莎稚
圭介、目をひらいて?
圭介の目、見てた
莎稚
圭介の手、
莎稚
喧嘩した時にできた跡が痛々しくて逆に好きでした。
手手手手
手手手
莎稚
今の圭介の手は
莎稚
安心しているようで好きでした。
今は、
吐きたいよ鳳仙花
達磨さん愛してた
口紅で濡れた髪の毛には鳳仙花
莎稚
圭介っ…
莎稚
これ、ホウセンカ
圭介「(微笑む」
俺の線香あげろよ?
莎稚
うん。毎日あげる
圭介と会話してるような気がする。
莎稚
(何言ってんだろ、)
早く死んでゴメンな
莎稚
…うん
「私のお通夜には来てね?」
圭介
〖おう〗
莎稚
!?
また明日
息を止めた
莎稚
…
あの日
私が見てた目が
目目目目、
目目目
圭介
ーーーー。
莎稚
圭介っっ!!!
「圭介の目は閉じた」
あの日、一虎が
莎稚
…圭介の墓の前で何を祈ってるの?
手手手手
手手手
「一虎の手が見えた」
嬉しいんだ鳳仙花
達磨さん愛してた
溢れてたこの声は莎稚には聞こえねぇ
圭介「俺の線香あげろよ?」
莎稚
あげてるじゃん、笑
莎稚
(まただ…また、圭介に話しかけられてるみたい)
圭介「サヨナラじゃねぇからな、」
莎稚
…うん
「私が死んだら参りに来てね?」
圭介「いけなくね?」
莎稚
ははっ笑(
また明日
息を吐くの
息を吐くの
莎稚
(落ちてくる。






