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28件
続き待ってるぅ⤴︎
続きめちゃ気になっちゃう✨
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
子供表現 BL・紫橙 nunmm 注意 地雷の方はお戻り下さい ご本人様とは関係ありません
紫
紫
えな
えな
えな
えな
可愛いけど…w
紫
紫
紫
えな
紫
紫
えな
えな
紫
紫
紫
えな
紫
紫
えな
えな
紫
紫
紫
えな
えな
紫
えな
えな
えな
紫
えな
えな
紫
紫
紫
桃
黄
青
赤
紫
紫
紫
あの日から
後悔し続けていた
紫
紫
起きた時に
彼の姿はなかった
彼がいたはずの場所には
もう温もりはなくて
ただ、冷たかった
紫
部屋を見回すと
彼の荷物が無くなっていて
何も無かった
紫
俺は部屋を飛び出した
紫
外は太陽はもう登りきっていて
俺を眩しく照らしていた
俺のせいだ
俺のせいだ
こんなところで悔やんでも
何も変わらないことは分かっている
だから
ただ彼の元へ
走り続けた
ピーポーン
ピーポーン
紫
紫
紫
インターホンを鳴らしても
彼の名を読んでも
反応は帰ってこなかった
紫
紫
電話の事を思い出し
彼にかけようとしても
彼の名前が消えていた
紫
紫
LINEも
SNSも
全ての連絡先が消えていた
まるで
彼の存在が消えてしまった ように
紫
俺はこの家の管理会社に電話をして
確認した
しかし
管理会社
管理会社
紫
管理会社
紫
紫
管理会社
紫
紫
紫
放心状態だった
何をすればいいか分からなくなって しまっていた
紫
プルルルルルッ
プルルルルルッ
紫
その時
ホテルに俺や橙くんが居なくなっていることに気づいたメンバーから
電話が来た
紫
桃
桃
青
青
赤
赤
黄
無我夢中だった俺は 一切電話に気づかなかった
そして
電話からは焦っている みんなの声が聞こえる
紫
紫
紫
何とか声を出して伝えた言葉
俺の異変に気づいたのか
桃
桃
紫
黄
紫
赤
赤
紫
青
紫
紫
桃
紫
紫
行かなきゃ
伝えなきゃ
そう思いながら
俺は会社に向かった
ガチャ🚪
赤
紫
黄
青
話を聞くと
集合の時間になっても俺達が来ないから
心配になって部屋に行ったら
2人ともいなくて 橙くんの荷物は無くなってるし
スタッフさんも何も知らないし
フロントに聞くと 2人とも飛び出して行ったと言われ
連絡もつかないし
橙くんの連絡先は消えてるし
みんなで探し回っていた所だったらしい
紫
紫
紫
桃
桃
紫
俺は昨日の夜にあったことを 正直に話した
店を出た後に何があったか
朝起きたらどうなっていたか
全て話した
頭が混乱していて
ちゃんと話せていなかったかもしれない
それでもみんなは真剣に 聞いていてくれた
そして
俺を咎める人は誰もいなかった
「誰も悪くない」
みんなはそう言ってくれた
なんて、優しいんだろうと思った
けど
どうしても
俺のせいだ
その考えは消えなかった
その後
スタッフの1人に 橙くんからの連絡が入っていた
俺は
ただ、彼が無事なこと
彼が存在している事に
すごく安堵したことを覚えている
それから 彼の声を聞けたのは
1週間後だった
青
黄
赤
桃
紫
ピコンッ
赤
青
桃
紫
黄
橙
良かった
本当に良かった
声が聞けただけで
こんなにも安心したのは初めてだった
いつも
当たり前に隣にいた彼
もう聞き慣れるくらい聞いていた 彼の声に
思わず泣き出してしまいそうだった
桃
桃
黄
黄
青
橙
橙
橙
紫
紫
聞きたかった
彼がどう思っているのか
そして
謝りたかった
橙
けれど、彼は
「うん」とは言ってくれなかった
赤
公式放送が終わった後
赤
桃
橙
橙
橙
橙
青
赤
橙
やっぱり俺のせいだ
橙くんはあの日の夜のこと 気にしてるんだ…
橙
橙
橙
橙
橙
橙
え…
嫌だ
嫌だ
抜けるだなんて
橙くんがいないなんて
紫
ダメだ、俺が言える立場じゃない
俺のせいでこうなってるのに
…俺に決定権なんてない
赤
黄
赤
赤
青
青
桃
桃
桃
橙
紫
橙
橙
きっと…
橙くんがここまで苦しんでいるのは 俺のせいなのに
橙くんが抜けなくてよかった
なんて思ってしまう俺は
クズ野郎だな……
それから気づけば 4年たっていた
そんなある日
紫
スタッフ
紫
紫
スタッフ
スタッフ
紫
スタッフ
紫
紫
紫
青
黄
赤
紫
公式放送終了後
紫
桃
赤
橙
橙
紫
正直気まずかった
今までどうやって話していたか 思い出せない
最初の頃は 話すのさえ避けられていた
次第に俺もどう話せばいいのか 分からなくなっていた
紫
紫
紫
橙
紫
橙
橙
みんな
紫
紫
橙
橙
桃
黄
青
桃
桃
赤
黄
紫
嬉しいなんて思っちゃいけないのに
ただ、好きな人に会える
そう思うだけで
心臓の鼓動が大きくなるのを感じた
こんな感情、無くさなきゃいけないのに
俺の思いとは裏腹に
この感情は大きくなっていった
会議の日
ガチャ🚪
橙
青
赤
ぎゅっ!
橙
橙
青
橙
青
桃
橙
黄
橙
紫
橙
久しぶりに見た君の笑顔
また離れたくない
また、昔みたいに…
紫
スタッフ
スタッフ
紫
えな
橙
紫
どこから来たんだろう?
それにしても
何か見たことある感じというか…
桃
赤
えな
橙
えな
あー
橙くんに似てるから 見たことある感じがするのか
えな
えな
桃
黄
橙
橙
紫
目の色以外そっくりだもんなー
橙
橙
橙
橙
橙
橙
えな
橙
橙
橙
えな
橙
紫
赤
黄
紫
青
桃
紫
赤
赤
青
黄
紫
青
赤
黄
紫
ガチャ🚪
桃
紫
青
桃
紫
桃
赤
紫
桃
青
青
そしてお祭りに行こうとしたら
青
青
赤
紫
桃
黄
橙くんと再会するし
紫
えな
紫
紫
あの時の子が
まさか、自分の娘だったなんて
それからみんなでお祭りに 行くことになって
紫
えな
紫
えな
えな
紫
えな
紫
嬉しそうw
一緒にいるだけでこっちまで 楽しくなる
紫
笑った顔もそっくりw
赤
桃
青
えな
みんなでお泊まりすることになって
橙
えな
桃
桃
桃
赤
桃
青
黄
紫
桃
赤
桃
橙
赤
赤
えな
青
赤
橙
桃
赤
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
赤
えな
青
黄
えな
桃
紫
えな
紫
どうしたんだろう
俺、何かしたかな?
えな
紫
えな
えな
えな
えな
えな
青
えな
紫
えな
橙くんの髪の色に
俺の紫の目の色
ふと
俺たちに子供がいたら
こんな子なのかなぁと思った
紫
橙くんがえなちゃんを 寝かせに行った後
青
青
桃
赤
紫
黄
紫
青
桃
青
赤
紫
黄
紫
桃
黄
ガチャ🚪
部屋に入ると
橙
紫
橙
橙
紫
びっくりした…
橙
落ち着いて、
いつも通りに
いつも通りにしなきゃ…
紫
橙
紫
橙
紫
紫
橙
あ、今
少しだけ昔に戻ったみたいだった
あの頃の…
橙
紫
紫
顔や体が熱い
心臓が飛び出しそうなくらい ドキドキしている
紫
それからたわいもない話をして
盛り上がった
そして次の日
彼はまた
姿を消した
桃
赤
青
紫
やっぱり彼にとって
この居場所には
もう、戻ってきたくないのかな…
いや、
俺がこの場所を奪って しまったんだ
でも
紫
もっと喋ったり
彼の笑顔を見て
みんなと笑いあって
彼に触れたかった……
それから 半年がたった頃だった
橙
紫
紫
紫
橙
紫
彼に無理をさせてしまうことは 分かっていた
でも、俺たちは活動者
ファンのみんなの事も 考えなくちゃいけない
そして
彼にまた会うことが出来ると 喜んでしまう自分がいた
早く
早く
こんな感情無くさなきゃ…
俺にこの感情を持つ資格は ない
もう、叶うはずもないのに……
橙
みんな
それから数ヶ月はリモート 残り1ヶ月は一緒に練習する事になった
ガチャ🚪
紫
紫
あ、つい声が出てしまった
赤
青
橙
えな
赤
黄
桃
えな
えな
橙
橙
紫
なんか嬉しいなぁw
賑やかになるし
1ヶ月間楽しそう
青
青
紫
まだ小さいし
親と1ヶ月も離れてて 平気なのかな?
それに、練習もあるから 1人のことが多くなると思うし、
橙
橙
橙
橙
それなら大丈夫かな
できるだけ寂しくならないように してあげないと
黄
赤
橙
橙
紫
今よろけてたような…
体調悪いのかな
橙
橙
いつも我慢する
そしてみんなには絶対に言わない
紫
紫
桃
橙
橙
橙
えな
えな
えな
橙
えな
橙
えな
青
黄
黄
えな
えな
紫
紫
紫
紫
えな
えな
紫
橙
桃
青
橙
それからは練習が始まって
ある日
スタッフ
スタッフ
橙
紫
最近は調子悪そうだし
また無理してないかな…
橙
えな
橙
えな
橙
え
紫
紫
どうしよう
どうしよう
うそ
うそ!嫌だ!
救急車…!
急がないと……!
こんな所で死んじゃダメだよ!
目を開けてよ!
赤
黄
桃
紫
橙
紫
紫
紫
紫
えな
青
赤
紫
桃
青
紫
黄
桃
えな
黄
黄
えな
なのに次の日になったら
青
黄
紫
赤
赤
桃
青
桃
桃
黄
紫
そんなことを言いながら 待っていたのに
全然現れない
俺は少しずつ嫌な予感がしてきて、
紫
そう思っても
昨日の
彼が倒れた時を思い出して
怖くなってしまった
紫
赤
紫
紫
紫
青
桃
黄
黄
黄
そしてちょっと無理やりだったけど
場所を聞いて向かったら
ピーポーン
ピーポーン
桃
赤
赤
ドクンッ
ドクンッ
ドクンッ
落ち着け
きっと大丈夫
ここで慌てても何にもならない
何か
何か考えないと
ガチャ🚪
みんな
えな
えな
黄
黄
赤
赤
えな
えな
紫
えな
えな
えな
えな
桃
紫
黄
青
赤
紫
桃
青
赤
ガチャ🚪
赤
紫
そこには
苦しそうな彼がいて
橙
えな
黄
紫
紫
黄
赤
赤
桃
紫
橙
紫
紫
桃
桃
紫
紫
青
橙
紫
紫
それから病院に行って
診断をしてもらった 疲れが原因で熱をだしてしまったらしい
その後 家に帰ってみんなで看病をしていた
紫
紫
紫
ガチャ🚪
紫
紫
でも、だいぶ良くなったみたいで 良かった
紫
紫
紫
静かだなぁ…
橙くんのこんなに元気の無い姿は 見慣れないから
なんか落ち着かないな…
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
つい、口からでた言葉だった
紫
紫
ずっと、思っていたこと
紫
紫
紫
そして、どうか
俺を許さないで
紫
紫
相手に聞こえないとわかっていて
この話をする俺は弱虫だな
いつまでも前に進めない
違う
進もうとしない
怖いから
今だって
ちゃんと面と向かって話すことも 出来ない
紫
紫
紫
紫
あの時言いかけたこと
あの時の俺は言えなかったけど
今なら
今の俺なら
ちゃんと伝えなきゃ
前に進むんだ
強くなるんだ
今度こそ
自分の意思で
それに
後悔ばかりじゃ無かった
紫
えな
紫
えな
青
赤
紫
紫
橙
桃
青
黄
赤
えな
桃
赤
紫
紫
紫
紫
黄
青
赤
えな
紫
えな
えな
えな
えな
えな
えな
声が聞こえるなーw
桃
桃
紫
えな
桃
橙
橙
えな
紫
もちろん 全部上手くいった訳じゃないけど
桃
紫
あれ……?
紫
紫
えなちゃんがいない!!
橙
赤
青
橙
赤
赤
みんな
こんな感じで ハプニングもあったしw
えな
紫
えな
えな
橙
紫
あの時
少しだけ
少しだけ
橙くんの本音が聞けたみたいで 嬉しかったな
彼はこの居場所が嫌なわけじゃない
それが分かっただけでも
十分だ
その後のあれは予想外だったけど
えな
えな
橙
紫
紫
橙
橙
あれはびっくりしたなww
ちょっと…嬉しかったけど……
少しくらい…
自分の都合のいい思い出を
残しておこうかな
それに
予想外な事はそれだけじゃなかった
えな
紫
赤
青
黄
橙
黄
桃
赤
橙
橙
えな
えな
えな
えな
黄
危ないッ!!
えな
キキッーーーー!!
ドンッ…!
橙
紫
突然だった
辺りにドンッ…!という
にぶい音が響き渡った
橙
橙
橙
青
黄
桃
桃
紫
人の命は信じられないほど
もろく、弱い
まるでゲームみたいだ
でも
ゲームとは違って
二度と
コンテニューは出来ない
橙
橙
橙
橙
紫
紫
橙
紫
紫
俺も何か出来ることをやらないと
橙
橙
橙
橙
紫
紫
正直
この時、俺もパニックになりかけていた
紫
紫
紫
この時の言葉は
自分にも言い聞かせて
何とか正気を保っていた
きっと他のみんなも同じだっただろう
赤
赤
黄
青
青
桃
桃
その後、救急車が来た
俺達は急いで病院に向かった
病院に行ったらもう一安心
そう思っていたのに
現実はゲームのように上手くは行かない
青
橙
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
黄
そんな…
えなちゃんが助からないかもしれない
紫
看護師
看護師
紫
同じ血液型だ!
青
青
赤
赤
紫
橙
?
紫
紫
青
黄
青
橙
紫
看護師
看護師
橙
橙
橙
橙
橙
紫
「そうなんだ」
最初にでてきた言葉はこれだった
もちろんびっくりした
だけど
嬉しかった
複雑な気持ちもあったけど
嬉しい
この気持ちがいちばん大きかった
あんなに可愛い子が
自分の子供だなんて
幸せ以外無かった
涙が溢れだしそうだった
前に
俺と橙くんの子供は あんな子かなと考えた事があったけど
まさか本当だなんて
それと同時に
申し訳なかった
橙くん全部1人に背負わせて しまったこと
何も出来なかったこと
そして
こんな俺が
“父親“なこと
手術は無事に成功した
そして
初めて、橙くんの気持ちを知った
震える声で話し続ける彼
ひとつ気づいたことがあった
紫
彼は変わっていた
強くなっていた
紫
紫
俺だけなんだ
話終わったあと
青
桃
黄
赤
みんな声をかけていたのに
俺は
紫
としか言えなかった
言えるわけがない
俺のせいで橙くんはこんなに 苦しんでいたのに
俺は何も出来なかった
俺から彼にかけられる言葉なんか
何も無い
橙
桃
橙
橙
赤
桃
みんな
紫
そして、えなちゃんに 俺が父親だと打ち明けた
橙くんと話して えなちゃん自身が知りたいと言ったら
打ち明ける約束だった
橙
えな
紫
橙
橙
橙
えな
橙
えな
紫
紫
紫
紫
えな
でも
えなちゃんは
こんな俺を頼ってくれた
えな
赤
桃
紫
紫
えな
紫
紫
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
えな
父親として認めてくれた
あの子は強い
さすが橙くんの子だよ…w
自分の弱さを理解して
自分より強い相手に頼む
きっと、将来すごい子になる
きっとじゃないな
絶対
すごい子になる
だから
この約束は守らなくちゃいけないんだ
娘と約束したんだ
俺は
紫
“父親“だから
橙
紫
大嫌いだから
橙