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盲目の少女は極限化する

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盲目の少女は極限化する

3 - 盲目の少女は極限化する 〜クズに嘆く少女は助けを求める〜

♥

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2021年06月10日

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…おばあさま。

どうして…。

こんなことに。

親族(おば)

あら

親族(おば)

雷さん。

親族(おば)

お久しぶりねぇ〜!

…おばさん。

親族(おば)

お婆さまが死んですぐ悪いのだけれど…。

親族(おば)

財産分与のお話ししましょう?

…ケッ。

いいですよ。

親族(おば)

目は大丈夫?

…歩けはしますので。

親族(おば)

あらぁ!すごいわね!

(親族が死んでるのに泣きもしないクズが…。)

財産分与って遺書で決めるんじゃないんです?

親族(おば)

そうなんだけど…。

親族(おば)

お婆さまの遺書が見つかってないのよ…。

…え。

そんな。

親族(おば)

だからね。弁護士さん呼んで話し合いで決めることになったのよ。

…そうですか。

親族(おば)

こっちよ。

親族(おじ)

なんでも言ってるだろう!?

親族(おじ)

俺は長男だし、母さんには尽くしたつもりだ!

親族(おじ)

だーかーら!

親族(おじ)

入院中母さんは愚痴ってたぞ!?

親族(おじ)

お前がヤンチャしてて苦労したって!

親族(おじ)

その割には親孝行少なかったって!

親族(おじ)

デタラメ言うなよ!

…あ。

親族(おば)

雷ちゃん連れてきたわよ。

親族(おじ)

雷ちゃんは俺の方が母さんと仲良いと思うよな!

親族(おば)

ちょっとあなた。来て。

親族(おじ)

なんだよ…。

親族(おば)

お金もらえるって聞いたからきたのよ!?私!

親族(おじ)

わかってるよ…。

親族(おじ)

遺書は埋めたしバレないって!

親族(おじ)

これで弟を説得して大金持ちだよ!

親族(おば)

ちょっと声大きいわよ!

親族(おじ)

それはお前もだろ!

親族(おば)

とゆうか遺書燃やしなさいよ!

親族(おじ)

鍵付きの箱に入ってたんだから仕方ないだろ!

親族(おじ)

鍵見つかんねぇし。

親族(おば)

…チッ。

親族(おば)

使えないわね…。

親族(おば)

とゆうかその箱?に遺書はあるんでしょうね?

親族(おじ)

大丈夫だよ!お袋が遺書はこの中に入れるってずっと言ってたんだから!

親族(おば)

…ならいいわ。

相変わらずクズだなこの家は。

ゲスが。

ごめんなさい。

ちょっと仕事もあるので帰ります。

親族(おじ)

おう!気をつけて帰れよ!

親族(おじ)

じゃぁな。

親族(おば)

またね。雷さん。

…はぁ。

(私の耳は無機物は流石に認知できない…。)

(キシャールに頼む?)

(キシャールでも無機物は流石に無理か)

(それなら…匂いは?)

(帰ったらキシャールに聞いてみるか…。)

  

こんばんわ。

  

盲目のお嬢さん?

…え?

(気づかなかった…。)

(私の耳があってもこんなに近くに来るまで気づかないなんて。)

お姉さんって強いって言われない?

  

いやぁ?

  

別に爺さんどもからしたら普通だよ。

ジジィ…?

  

まあそんなことはいいのよね。

  

何かお困りのようですが…どうされましたか?

…実は。

説明中

  

なるほど。

  

お嬢さんはおばさんとおじさんの会話は録音したのかな?

…キシャールが再現してくれると思う。

  

…キシャール…。

  

まさかあんたが伝説のピアニストの雷?

えぇ。

  

そうかそうか!

  

あのキシャールがきっかけを与えたって聞いてどんなやつかと思ってたんだけど…。

  

いいじゃないの!

…あの。

あなたは…。

  

自己紹介が遅れたね。申し訳ない。

本名 トリステ・ミラ キシャールと同じ小人である 気配を消すのが得意な彼女は裏の世界で暗躍してると噂がある 実際はただのお人好しのお姉さんである キシャールより年寄り 年に関して質問した場合肉塊になると言われている。

トリステ

僕はトリステ。

トリステ

キシャールの先輩みたいな感じだよ。

へぇ…。

トリステ

で?

トリステ

お嬢さんはどうしたい?

トリステ

金にしか目がないクズを肉体的に始末するのか社会的に始末するのか。

トリステ

それとも別の方法があるならそれに協力しよう。

私は…。

青年

おねーさ〜んどこか具合悪いの?

青年

家まで案内してあげようか?

突如として声をかけられる。

近づいてきた男は明らか親切で助けようとしてるようではなかった

…え。

トリステ

マセガキが…。

トリステ

おい。

トリステ

僕の連れに手ェ出す気あるとか度胸あるね。

トリステ

地獄までお付き合いしようか?あん?

青年

ひっ!

(噂は本当っぽいな…。)

トリステ

お嬢さん大丈夫!?

トリステ

マセガキなら失せたから!

…あ…ありがとうございます…。

(優しいな)

トリステ

そういえばキシャールはどこに?

キシャールならうちにいますよ。

トリステ

え!お嬢さん案内できるならお願いしたい!

いいですよ。

トリステ

ひっさしぶりだな〜キシャール!

キシャールの先輩って言ってましたけど…。

どういう関係ですか?

トリステ

ん?キシャールの師匠みたいな感じだよ!

そうなんですか。

トリステ

僕のこと覚えてくれてるかなー。

可愛い可愛い愛弟子は。

盲目の少女は極限化する

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コメント

21

ユーザー

よしるうふ、お得意のフォルムチェンジでマセガキを喰ってこい! るうふ)世界観... ルンは分身で親族をストーカーしてこい! ルン)無茶なのサ...

ユーザー

【取り敢えず…  親族とあのバk青年追っかけよ〜っと  あ,別になんもしないなんもしない(棒読み)

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