五条悟
!、〇〇センセー
癒先〇〇
五条君、偶然だねぇ
とある休日。
飲み物を買おうと寮を出ると、
私服姿の〇〇センセーに会った。
ブラウスだから胸が大きいの分かるし、
タイトスカートから窺えるくびれに、
俺は鼻血を吹き出しそうになるのを堪える。
五条悟
私服とか珍しー
しかもなんか…気合い入ってね?
え、彼氏とかないよな?
五条悟
どこ行くの?
さりげなく聞いてみる。
癒先〇〇
実はね…彼氏とデートなんだぁ
五条悟
!?!?
雷に撃たれたような衝撃が走った。
"ガーン"と効果音がつきそうなほど。
癒先〇〇
ふふふ、
五条悟
?
癒先〇〇
あははっ!笑
癒先〇〇
五条君がそんな顔するなんて、いいものが見れたなぁ
くふくふと頬を緩ませて笑うセンセー。
それで俺はやっと気付く。
五条悟
嘘ついたな!
癒先〇〇
ふはっ、ごめんって 笑
癒先〇〇
呪術界にいて彼氏なんてできるわけないでしょー
未だおかしそうに 口を開けて笑うセンセーが
あまりにも楽しそうにするから、
怒る気も失せてしまった。
五条悟
はぁ…
五条悟
で?ほんとはどこ行くの
癒先〇〇
普通にお買い物だよ
五条悟
なら俺も行く
癒先〇〇
そーなの?
五条悟
うん、荷物持ちしてあげる
癒先〇〇
ほんと?それは助かるよ〜
癒先〇〇
ありがとう
そうふわりと笑う〇〇センセーを、
直視することができなかった。