プリ、保鳴小説 初作品
『 壁尻状態のボクが保科にヘンな事される話 』
付き合ってない犬猿
・エセ関西弁
・小説初心者
・微炉留風
・非公式カプ
・ご都合怪獣( 創作 )
・エロ🔞
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鳴
壁尻って、エロ同人でしか見た事ないんだが!?

基地内でサボっては長谷川に怒られるから、と近場を散策していた。歩きスマホゲーム、なんて言うのだろうか。ながら歩きをしていれば、突然出現した平たい壁に"はまって"しまったのだ。
鳴
うぉお!
何だこの体勢!

鳴
ケツ側から敵が来たら対峙出来ないじゃないか

鳴
誰か呼ぶ…
否、こんなダサい所を見られる訳にはいかん

人を呼ぶにしても、スマホは壁を挟んだ下半身側。大人しく、通りかかった一般人にでも助けを求めようかとしたが、ここは全くと言っていいほど人通りが無い。
ボクは、数十分、頭を悩めた。
鳴
てか、どうしよう、やばくないか

鳴
ゲーム中毒だから、そんな長い時間できないとか、拷問なんだが!

鳴
うわーーーッ!
イヤだァア!

保
悲鳴…!?

保
こっちから…、て
えぇ?

叫べば、背後から人の気配がして。
助けが、来た…? ゎ、やった! ゲーム、ゲーム!
ボクは、ガチャ一発で超ウルトラスーパーハイパー激レアが出た時並に喜んだ。
鳴
おい、貴様! 今すぐこの壁を壊してボクを解放しろ!

保
その声…鳴海隊長ですか!?

鳴
エッ

鳴
誰だ貴様、ボクを知ってるのか

保
知ってるも何も、ねぇ?

保
出会ったら目合わせて顔近づけて仲良うお話する仲やないですか…
( 爆照 )

鳴
その気持ち悪い言い回しは…!

鳴
保科!?

保
なんやねんそれ、僕なんは正解ですけど

腹を立たせた保科に、ぺちん、とケツを叩かれた。痛ッ…くないがね!
鳴
貴様どうしてここに…

保
珍しい、壁型怪獣とかいう奴 追ってまして

鳴
ほう、壁型怪獣

保
悲鳴が聞こえてきたんで、向かったら、

保
鳴海隊長、見事にやられてて…

鳴
おいお前、笑ってるだろ、バカにしてるだろ

保
いやぁ? 別に笑っ…てませんよ?
( くす〃 )

鳴
笑ってるなァ!
山に埋めるぞ貴様!

保
埋まってる方がよう言いはりますねぇ…

鳴
御託はいい、早くこの怪獣討伐しろ

保
御託、て。
勿論、討伐するつもりでしたよ

鳴
なんだ「でした」ッて。過去形やめろ

ボクのケツが、隊服の上から、堪能するように優しく撫でられた。気持ちの悪い感触に、ゾワッとしてしまう。
鳴
な…にするんだ、細目ムッツリ

保
こっちからやと、アンタの顔が見れませんね

保
今どんな表情しとるんやろ、赤らめとる? 嫌がっとる?

保
ま、今度、ちゃんと見せて貰うんでええですけど

鳴
独り言が多いな、陰キャか? オカッパ君よ

保
お口が達者ですねぇ。この状況、分かっとります?

保
ぁ、もしかして、AVとかエロ同人とか、

保
見ないお人ですか?

鳴
は、ナメるな。壁尻くらい知っている

保
ほな、これから何されるかくらいは

保
予想つくんやないですかね

鳴
ぇ、きもいきもいきもい

鳴
貴様ボクの事、そういう風に思ってたのか…!?

これは、お決まりのケツ穴確定演出!?
ボクは、この場から逃げ出そうと必死に暴れる。
保
腰振って…はしたない。とんだドスケベさんですね

保
鳴海隊長は。

鳴
ちが…! これは、

保
触りますね

保科の両手がボクの尻に触れた、かと思えばゆっくり、優しく揉み出して。
鳴
な、何してる…

保
言わないと分からんです?

鳴
否、分かるが。分かるがな?

鳴
その上で、聞いてる。

鳴
何故、ボクの美尻を揉んでいる

保
自称美尻キツ…
( んヾ )

保
お客さん、ケツ凝ってますねぇ…て。

鳴
はァ? 意味わからん、何だ貴様

保
あれぇ? もしかして

保
これ以上の事、期待してはりました?

鳴
そんな訳ない。

鳴
だが、こういうのって普通、もっと激しい事しないか…?

保
もっと、激しくして欲しいんですね。了

頭おかしいんじゃないかコイツ。
呆れて溜息をつけば、瞬間 尻に強い衝撃と快感を覚えた。
鳴
…あ ッ、んんっ…

保
おぉ、ええ声 出せるやないですか

バッ、と口元に手をやった。しかし、既に手遅れで。元凶のスケベ野郎に怒りをぶつける。
鳴
は、はぁぁあ!? 違う、ボクじゃないし!

保
今この場には、僕とアンタしか居ません

鳴
壁型怪獣を忘れるな

保
えぇ…

鳴
もう帰れ、くそオカッパスケベ菌類系怪獣。

保
あだ名、長ッ

保
ほな、壁型怪獣と仲良うしとって下さいな

鳴
え、ぁ

保
僕やって、暇やないんで。お先です〜

鳴
ま、待て待て

鳴
放置? ボク放置されるのか?

保
そうですね

鳴
悪魔か貴様は!
ちゃんと助けろ!

保
やです

鳴
貴方嫌い…

保
こんな状況でも、流行り取り入れる事を忘れへんのは尊敬です

保
そんな鳴海隊長にチャンス到来!

鳴
おぉ!

保
「助けてほしいです、保科さん♡」
言えたら、

鳴
おぉ…?

保
助けたります。

鳴
お前ーーーッ!
( 壁 叩

保
うっさい〃
言わんくてもええですよ。助けませんが

保
でも、ええんですか? アンタさっき、

保
ゲーム中毒やから、なんやら言うてませんでしたっけ

鳴
思い出させるんじゃない…
( ぐぬ

保
ほら、早よ。
助けてほしいです、て

鳴
た、

保
もっと大きな声で

鳴
助けろ…オカッパ野郎

保
はーーー…

鳴
おい、まて、待て待て

鳴
助けてほしいです、保科くーん!

保
チッ…

鳴
チッ!? おま、お前! 舌打ち!?

保
これだから、色気皆無のガキンチョ隊長は…

鳴
は、ハーーー!?

鳴
ひどい! 嫌い!

鳴
はい、もう好きじゃなくなったー!

保
はいはい、わかりましたよ、

保
え? もう好きじゃ?

うっかり口を滑らせ、墓穴を掘った。
袋のネズミとはこういう状況を指すのだろう。逃げられない、物理的にも精神的にも。
鳴
ち、ちが、ふざけるな、ボクは、

保
ほぉーん…

鳴
こんな状態で、伝えたくなかった…

保
ええ話 聞きましたわ。僕のこと好きなんや 鳴海隊長。

なんだか、涙が出そうで。こんな無様な格好のまま、うっかり告白! なんて、ダサいにも程がある。だが、ボクは最強でかっこいい、泣く訳にはいかなかった。
保
僕が貴方のこと、どう思っとるか、教えたります。

尻から保科の手が離れた。今まで、触られながら話していたと思うと、本当に笑えてくる。
鳴
ぇ、さぶ、寒ッ! すーすーする!

保
ほう…イチゴちゃんパンツですか…

鳴
脱がすな!?

保
やです

鳴
やです、
じゃねぇーッ!

保
これから、ちょっと痛いことするんで

保
ほんまに無理やったら、壁叩いてください

鳴
ぇ、怖い怖い、痛いことって何!?
やだぁ!

暫く背後から、ガサゴソと何かを取り出す音を聞きながら暴れて待っていれば、穴の方に異物感がして。
鳴
ひ、な、何いれたんだ…? 答えろ!

保
人差し指です。ゴムはちゃんと付けてますよ

鳴
人差し指…? ゴム…?

鳴
い、挿れるな!? そもそもなんでゴム持ってるんだ

保
マナーですから

鳴
ほぅ…? …ひっ、ぅ

保科の指がナカに入ってくる。
抵抗する術は、ボクには無い。只、壁を叩けばやめてくれる。だが、快感故かその気にはなれなかった。
鳴
ん、ぁ ッ … ぅ

保
緩くなってきてますよ、ええ子やね

鳴
も、やめっ …

保
痛いんです?

保
なら、いつでも辞めますよ

痛いどころか、空白が埋まったような感覚に、気持ちよささえある。
もっと、もっと欲しい…かもしれない。
鳴
ちが、ぅ 辞めるな ッ

保
さいですか。
( ふふ

保
僕の指で気持ちよくなっとるんです?

鳴
き、もちく、ねぇっ、し!

保
素直になればええんに

保
そしたら、もっと気持ちええこと、教えたりますよ
