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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ラップラインはユンギの車でどこかへ向かっていた ユンギの表情は見たこともないくらい真剣な顔だった 車の中には張り詰めた空気が漂い 誰もなにも言わなかった ホビが沈黙を破った

J-HOPE

ユンギヒョン……

SUGA

……

J-HOPE

どういうことなんですか? まさかPDが……?

SUGA

……

RM

今はダメだ。後にしよう、ホビ

J-HOPE

(頷く)

SUGA

……

宿舎では、ジンとグクがテヒョンを挟んで座っていた

V

そんな……PDが……ジミナをー

JIN

テヒョン、後にしよう

V

映像に写ってたのはPDだよな、絶対に。何でPDがジミナを……
ジミナ……

V

はっ

JIN

どうしたのテヒョン?

V

PDはジミナの「あれ」を知らないよね

JUNGKOOK

多分そうですね

V

もっと大変だよ‼︎ どうしよう……

SUGA

PDはジミナの「あれ」を知らないよな

J-HOPE

そうだね

RM

もし上下脱がせ終わってたら……⁉︎

J-HOPE

……

SUGA

考えるな、そういうことは

SUGA

もうすぐだぞ、目的地

J-HOPE

どこに向かってるんですか? PDの家はこっちの方向じゃないですよね

SUGA

全ては着いてから、いや、ジミナと家に帰ってからだ

ナムジュナもホビも こんなに怖い表情のユンギとこんなに怖い喋り方のユンギを みたことはなかった

パンPD

そうだ、脱ぐんだよ、ジミンくん

JIMIN

う〜ん、でも眠いよ〜//

パンPD

いいから脱ぐんだよ

パンPD

(もうだいぶ媚薬が効いてきたはずだ。なのにいつまでもあれが立たない?何でだ⁉︎)

JIMIN

え〜、でもね〜ヒョン、先にヒョンの唇が欲しいなぁ〜////

パンPD

しかたないな

ラップラインはある場所に着いた

J-HOPE

ラブホ‼︎⁉︎

SUGA

説明は全て後。今は急げ

カウンターなんですけど、いい背景が見つからなかったので、これで。 すみません

SUGA

すみません。ハイライトのある髪の人が来ませんでしたか?

カウンターの人

BTSの方々ですか?

SUGA

そうです。
ジミンが来ていませんか?

カウンターの人

いらっしゃっています

SUGA

誰かと一緒でしたか?

カウンターの人

はい。PDとご一緒でした

SUGA

来てどのくらいですか?

カウンターの人

そうですね。11時半ぐらいにいらしたので、30分ないくらいです

SUGA

まだ間に合う

SUGA

部屋番号は?

カウンターの人

113です。緊急時でしたらー

SUGA

超緊急です

カウンターの人

合鍵をご利用ください

SUGA

感謝します

SUGA

口止め料50万ウォンです(日本円で5万円くらい)。僕らがここに来たことなどは、誰にも言わないでください

カウンターの人

かしこまりました

SUGA

ありがとうございます

SUGA

行くぞ

ユンギとホビは113の方へ走っていったが ナムジュンはまたカウンターに話しかけた

RM

手首のタトゥー拝見しました。口止め料もう50万ウォン分ー

カウンターの人

いえ。もう大丈夫です。

RM

僕らのオフィシャルファンブックです

カウンターの人

そんな

RM

手首に「보라해(ボラへ)」ってほるくらい熱心なA.R.M.Y.なんでしょう?
これは口止め料。それだけ黙っていて欲しいということです。

RM

보라해, 아미

そういうと、ナムジュンは2人を追いかけた

パンPD

チュッ、レロ…ハァ……チュ…

JIMIN

ンッ♡////

パンPD

(まだ立たないのか。キスしてるうちにズボン脱がそう)

PDはジミナのズボンのチャックに手をかけチャックを開けた そのときPDの手がジミナのあそこに当たった そしてPDは急にキスをやめた

パンPD

嘘だろ⁉︎

JIMIN

あれえ〜、やめちゃうの〜?

PDはもう一度ジミナのあそこを触った

パンPD

嘘だ‼︎ 何で⁉︎ そんな……

PDは何度も確かめるように触った

JIMIN

触るな‼︎‼︎

ラップラインは113号室の前でドアに耳を当てていた

JIMIN

触るな‼︎‼︎

SUGA

早く‼︎

ユンギは部屋の鍵を開けて、ドアを開いた

ジミンが叫んでPDは驚いているようだった そしてジミンに突き放された

ドアがバタンと開いた

パンPD

誰だっ⁉︎

電気がついた ラップラインは部屋へと足を踏み入れた

パンPD

君たち……なにしに来た⁉︎ 無礼だぞ、ユンギくん‼︎

JIMIN

ヒョン……ぼく……

SUGA

許さん

ユンギは怒りをこらえているようだった

JIMIN

ごめんなさい、ユンギヒョン!

SUGA

お前じゃない‼︎ PDのほうだ

JIMIN

でもぼくが……

J-HOPE

Shhhhhhhhh

SUGA

ヒョン、挿れましたか?

パンPD

いや、挿れてない

SUGA

ジミナ、ホントに?

JIMIN

うん

SUGA

よかった。テヒョンにいい報告ができる

パンPD

ねえ、君たちに聞きたい

SUGA

何ですか?

パンPD

ジミンくんは女なのか?

JIMIN

……

SUGA

……

パンPD

そうなのか? そうなんだね?

RM

ジミナは女じゃない

パンPD

何だって?

J-HOPE

ジミナは女じゃないって言ったんです。ジミンは100%男です

JIMIN

ヒョン……

パンPD

しかし、ジミナには

パンPD

ない

JIMIN

(こわい)

パンPD

はっきりさせよう、男か女か。さあジミンくん、どっちなんだ?

JIMIN

やだ!!

パンPD

やだ⁉︎

SUGA

ジミナ…

パンPD

嫌だと?

JIMIN

この世は男と女だけでできてるんじゃない

パンPD

ふ〜ん

PDはそれだけ言って部屋を出ていった

J-HOPE

ジミナ大丈夫?

JIMIN

うん……でもXXだって知られちゃったかもしれないよ。どうしよう……

ジミンのからだはXXだった

そう、僕はXXなんだ 体が女性ってこと 簡単に言えばトランス男性かな 上半身は高校1年生の時に手術してた 上半身だけ見れば男性だと思う けれど下半身は手術しなかった 下半身は女性のままだ ホルモン療法受けたわけじゃないし 今だって妊娠する可能性があるんだ これがぼくの秘密 カミングアウトしてないし ここだけの話にしといてね

SUGA

今は気にしないほうがいい

RM

テヒョンが心配してるよ

JIMIN

テヒョンア⁉︎

RM

うん。家に帰ろ

SUGA

……徹夜会議だ。ホビ、家にそう連絡して

J-HOPE

OK

JIMIN

ただいま

V

ジミナァァァァァァァ‼︎

JUNGKOOK

ジミニヒョォォォォォォン‼︎

JIMIN

テヒョンア、グガ、どうしたの? ジニヒョンも玄関に……
みんな心配してたんですか?

V

当たり前じゃん! 真面目なお前が約束の時間に帰ってこないんだもん

JUNGKOOK

電話も出ないし

JIMIN

ごめんね。ごめんなさい

SUGA

お前は悪くないんだから謝るなって。だよな、テヒョン

V

はい。ジミナはいつも通りのジミナです

JIN

緊急会議か?

SUGA

(頷く) すぐリビングに戻れ

テヒョンとグクは、ジミンの両側にくっついた

SUGA

ジミン、覚えてるとこだけでいいから、今日あったこと、話して

JIMIN

ぼく……

JIMIN

オフィスで仕事してたんですけど、

JIMIN

急に

JIMIN

来て、

JIMIN

家に送るついでにってバーに誘われて

JIMIN

シャンパンをいっぱい飲んだんです

JIMIN

そのあとは覚えてません。けど、

JIMIN

最後は意識が戻りました

SUGA

そうか………

JUNGKOOK

ねえ、ジミニヒョン、体熱いですよ

JIMIN

うん、ずっとだよ。飲みすぎたかな

RM

いや、媚薬だろう

JIMIN

媚薬⁉︎

RM

うん。においでわかる。媚薬で熱くなってるんだ

J-HOPE

じゃあ、ジミナ、よく媚薬の魔から逃れられたね。PDがあそこを触った時に「触るな!」って叫んでさ

JIN

本能じゃないか? 体が「触るな」って言ってたんだよ

V

挿れられた?

SUGA

テヒョン、安心しろ。ちゃんと純潔だ

V

よかった

JUNGKOOK

ぼく聞きたいんですけど

SUGA

何だ?

JUNGKOOK

ユンギヒョン、何で助けに行く前にナムジュにヒョンに目配せしてたんですか?

JIN

ナムジュンもユンギに声かけたよな

J-HOPE

それに、何でホテルの場所もわかったんですか?

V

やっぱりなんか知ってるんでしょう?

JUNGKOOK

教えてください!

JIMIN

ぼくも聞きたいです

SUGA

……っ

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