-hotoke-
…ぅ、
if
ほ、ほとけ、ほとけ……!!
-hotoke-
……い、いふ…くん…?
-hotoke-
……ここは…
ガラッ
お医者さん
ほとけさん!目を覚まされたんですね
-hotoke-
ん、えっと…ここは…病院?
if
そうだよ
if
ほとけは事故に巻き込まれて、1ヶ月目を覚さなかったんだからなっ…
if
も、もう、心配っしたん、よっ…
if
グスッ
if
ほとけが昔助けてくれた子だったってこと、思い出したんだ
-hotoke-
…!
-hotoke-
…もうっ、ぼくっ、ずっといふくんがぼくのこと思い出してくれなくて
-hotoke-
悲しかったん、だからぁっ…
-hotoke-
うわぁぁぁぁぁん
ギュッ
if
…!
if
ほとけ、ほんとにごめんね
if
いつも喧嘩売るようなこと言ったりして
-hotoke-
ぼ、ぼくこそ、ごめんね…っ
数ヶ月後。
ほとけはもう退院して、すっかり元気だ。
-hotoke-
__いふくーん!はやくはやく!
if
ま、まてよほとけ!!
ザザーン ザブーン
懐かしい波の音。
-hotoke-
懐かしいー!!
-hotoke-
僕といふくんが瓶作ったところだ!
if
ほんと、懐かしいなぁ
if
……
if
ほとけ、ありがとう。
-hotoke-
?
if
俺を助けてくれて。
-hotoke-
それは僕も同じだし、お互い様!
-hotoke-
それに、ぼくたち___
青組
『友達』なんだから
if
って、かぶった!w
-hotoke-
あははっ、ぼくたち仲良い〜っ!
if
自分で言うか〜?笑
-hotoke-
いふくんこそ!w
そう言って笑う2人の鞄で
思い出の瓶が揺れていた。