神代類
草薙寧々
天馬司
草薙寧々
いつも通りの司くん けれど僕は君を普通に見ることができない
いつもなら普通に話せるのに今日はドキドキして話せない…
君に恋したからだ
天馬司
神代類
天馬司
神代類
天馬司
神代類
モブお
天馬司
モブお
天馬司
モブ郎
天馬司
モブお
神代類
そう…だよね… 僕とは違って君は友達もたくさんいるし、モテるし…
僕なんかが…なわけないじゃん 何考えてるんだろw
-夜-
神代類
神代類
神代類
神代類
神代類
その中に混じることができない…陰キャ…
けれど司くんを諦めることは… 出来なかった
どうしても好きでいたい どうしても好きになって欲しい どうしても君を知りたい そう思ったんだ
仕方ない、こうなったら…君がどのような1日を過ごしているのか誰と仲がいいのか誰が好きなのか…
そういうことを観察することにした そうすれば君を少しだけでも知ることができる
神代類
天馬司
神代類
ジーっと君の顔を見つめる 星のようにキラキラした目はまるでダイヤのようだった
さらさらした髪からはお花のような品のある香りがした
スターと言っているが本当なんだ… そう信じられるほど司くんはキラキラと輝いていた
天馬司
天馬司
神代類
頬をあかめて照れている姿も愛おしかった
ずっと見ていたいくらいに_
好きな人がいるってこんなに楽しいんだ
その初めての感覚に逆にワクワクしてしまう、
司くんと帰るのは当たり前だったが、今はそれが宝物くらいに嬉しいんだ
天馬司
神代類
神代類
天馬司
神代類
天馬司
神代類
天馬司
神代類
天馬司
神代類
天馬司
神代類
今はいないか… てことは僕のことを好きにさせることができるってことだ
希望はまだある、やるしか!
それから僕はずっと君を観察し続けた どんな時も君を見た
ショーの時もずっと_
気持ち悪がられないようにこっそりといつも見ることにしているから バレることはなかった
1日目の君はいつも通り元気でみんなとわいわい楽しそうにしていた
2日目の君はいつにも増して元気いっぱいで先生に注意されていた
3日目も元気で友達と笑顔で話していた
天馬司
神代類
神代類
天馬司
気づいた 君の顔に切り傷のような物があると
神代類
天馬司
神代類
天馬司
神代類
この時は普通に転んだのかと思った
モブお
天馬司
司くん…あんな言葉使うっけ?
5日目いつも通り元気な君だけれど… よく見ると顔だけじゃなく腕や首などにも切り傷が増えていることに気づいた
これは…おかしい そう僕は思った
6日目… 司くんは傷を隠すためか1日中教科書を顔につけて読んでいた
周りの人は笑っていたが、僕は全然笑うことが出来なかった
君のことが心配なんだ、 好きだからこそ…とても、
だから、尾行することにした 夜に何をしているのか 知りたかったんだ
彼の中で何が起きているのか_
天馬司
いつものような明るさはなく、けれど冷たい感じもしない 暗い路地へと入っていく君を不思議に思いながらついて行った
怪しげな踏切がカンカンという音を立て鳴り始めた 踏切の前には自転車を引いた大人と高校生が数名いた
ガタンガタンッ
電車が通り始めた_
と思った瞬間、踏切前にいた高校生達と大人が押されて電車に激突した
キキーッ
ドンッ
物凄い音と驚きに思わず声が出てしまいそうになる
電車にぶつかった人々はおそらく死んだのだろう、 それにこの人達を押したのは
司くんだ
司くんは何事もなかったかようにその場から去っていった
司くんが人を殺した…?
あのいつも優しくて元気で陽キャな?
信じられる話じゃない… だって…あれは、、、
こんな最低なことをしている君… だけど、… 僕は君を嫌いになれなかった
あんなことしているのにまだ僕は君が好き…
天馬司
神代類
神代類
そんなことを思いながらも僕は眠りに落ちた
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