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続き楽しみです!!!!
主
主
主
主
最近、いるまがおかしい
今までの笑顔とは違う、
背筋が凍るような笑い方をする
この前の帰り道
不自然な笑い
何があったのだろうと考えてもわからない
昔から俺はそうだった
相手のことを考えようとしても
うまく理解することができなくて
その場の空気をなごませることはできても
その空気を読むことができなくて
よく母さんに怒られた
「どうして相手のことを考えられないの」
俺にはできないんだ
相手を理解することが
いつも自分のことで精一杯で
他のことに気を遣う余裕がない
それに比べているまはすごいなぁ…
いつも俺のこと考えてくれて
寄り添ってくれる
俺もあんなふうになれたら
今、いるまの気持ちがわかったのかな…
どうしたら、いつになったら…
らん
疲れた
いろんなことがありすぎて
鬱病の可能性
知らねぇよそんなもん
めんどくさい
だから人に変な迷惑をかけたくない
両手首に残るたくさんの傷跡
日に日に減っていく引き出しの薬
俺の心を蝕んでいく苦しみ
聞きたくもない周りの声
耳を塞いでも聞こえる嫌な音
現実逃避の1つや2つくらいさせてほしい
明日が不安で仕方がない毎夜
眠くもないの目を閉じて
無理矢理に眠る午前2時
思いもしなかった
まさか自分があぁなるとは
朝、身体がいたくてなかなか起きれず 家を出るのが遅れてしまった
見慣れた通学路
変わらない日常
少しずつかすれていく自分の思い
いるま
大好きな幼なじみと会えることに喜びを感じている自分もいれば
心の距離がほんの少しずれてしまった親友に会うことに気まずさを感じている自分もいる
複雑な思いを持ったまま俺は
友達の待つ学校へと向かった
いつも同じ時間に俺の教室の横を通りすぎる影が今日は少し遅れて俺の瞳に映った
遅れることなんて滅多にないのに…
そんなことを考えていると
ふとなにか大切なものを失ってしまったような笑顔が頭をよぎった
どしたの?ニコッ
らん
らん
いるま
学校についてから特になにもなかった
いつも通り
人と距離をとって
"いつも通り"
1人で過ごす
いるま
その後も、特別なにかはおこらなかった
体育の時間に気まずい雰囲気が流れたがそれなりにうまくやった
今日は人と話したかった
だから俺から一緒に帰りたいと誘った
相変わらずやさしい俺の親友は
こころよく承諾してくれた
らん
いるま
らん
らん
いるま
らん
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
らん
いるま
らん
いるま
いるま
らん
らん
いるま
らん
いるま
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
らん
いるま
いるま
主
主
主
主
主
主