私の小さい頃の父と母は、会社を経営している人で
家族の私でも、めったに顔を見ることが出来ないくらい忙しい人達だった
そんな父と母でも、私は大好きだった。
なぜなら、私の誕生日には必ず私に会いに、そして愛していると伝えに来てくれる人達だったからだ
5歳の誕生日を迎えた夜
小さい頃の姫孤
小さい頃の姫孤
おばあちゃん
小さい頃の姫孤
…📞
小さい頃の姫孤
お父さん
お母さん
小さい頃の姫孤
お父さん
小さい頃の姫孤
お母さん
お父さん
小さい頃の姫孤
小さい頃の姫孤
お母さん
小さい頃の姫孤
お父さん
お父さん
お母さん
小さい頃の姫孤
お母さん
小さい頃の姫孤
お父さん
私の誕生日の日、私は大切な人を二人もなくした。
それも、自分が二人を急かしたからだ。
私の我儘で二人を殺した。
私のせいだ、
二人が死んですぐ、髪を切った。
パパとママがきれいと言って伸ばしていた髪だった。
私なんかがパパとママを思って、伸ばしていても二人とも嬉しくない
だって、私が殺したから。
数年後
同級生
同級生
小学生の姫孤
親がいないことを知ると、みんな同じ顔をする
同情するような…顔。それが嫌だった。
ただ、二人だけが違った。
家が目の前で、幼稚園からの幼馴染の釈薇くん
それと、同じクラスになった優菜ちゃん
小さい頃の釈薇
小さい頃の釈薇
優菜ちゃん
小学生の姫孤
この二人がいたおかげで、苦ではない生活を送れた
さらに数年後
優菜ちゃん
優菜ちゃん
中学二年生の姫孤
中学二年生の姫孤
好きか…
中学二年生の姫孤
優菜ちゃん
中学二年生の姫孤
優菜ちゃん
次の日
優菜ちゃん
中学二年生の姫孤
優菜の彼氏
優菜の彼氏
優菜の彼氏
優菜ちゃん
もちろん断った。優菜は失恋したけど…
そんなことで、友達関係が崩れるような私達じゃない。
そう思っていたのに。
優菜にあった、姫孤との劣等感。
中学二年生の姫孤
優菜ちゃん
姫孤には持ってないものが私にはたくさんあるのに!
優菜ちゃん
中学二年生の姫孤
みんな揃って、姫孤、姫孤…
優菜ちゃん
中学二年生の姫孤
また?また…私のせいで
中学二年生の姫孤
もういい…
私には大切なものなんていらない。
中学二年生の姫孤
家族も、友達も
だって、みんな自分で奪ってしまう。
中学二年生の姫孤
大切なものを
寒い
…嫌な夢見たな
えっと…ここは、、
白狐 姫孤
鮫島 釈薇
白狐 姫孤
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