テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そら
そらちゃんがじたばたと悶絶していると、部屋の外からコンコンと控えめなノックの音が響いた。
ジェジェ
ジェジェの声が聞こえた瞬間、そらちゃんをホールドしていた面々がガバッと起き上がった。
「そうだった! 赤ちゃんのご飯の時間だ!」 リムルが真っ先に飛び起き、シュナとシオンも「最高の一杯を作らねば!」と台所へダッシュしていく。
嵐のような静寂。残されたのは、そらちゃんと、枕元で不敵に微笑むジェジェ。
ジェジェ
そら
ジェジェ
ジェジェがそらちゃんを軽々と抱き上げ、リビングへ向かう。
そこでは、ベニマルに抱っこされた赤ちゃんが、大きな目をクリクリさせてみんなを待っていた。
シュナ
ついに、この時が来た。記念すべき「はじめての言葉」。
リムルは「パパだぞ〜」と念を送り、ミリムは「マブダチと言え!」と念じている。
そらちゃんもドキドキしながら身を乗り出した。
赤ちゃんは、そらちゃんを抱きかかえるジェジェをじーっと見つめ、小さな小さな口を開いた。
そらね
「「「…………ええええええええっ!?」」」
絶叫が響き渡る。
ジェジェ
ジェジェ
脳内のジェジェが、これまでにないほどドヤ顔(声だけど)をしている。
ジェジェ
そら
ミリム
ジェジェの完璧すぎる「脳内&現実」ダブルサポートが、ついに赤ちゃんの心まで掴んでしまったのでした。