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クールな魔女とドS吸血鬼の戦闘シーン(ギャグ)です (終わセラネタです)

エリザ

このまま首もちぎろうか?

マヒナ

……

そう言ってマヒナの目の前で黒い笑いを浮かべるのは、吸血鬼美少女のエリザだ。

麗しい見た目とは相反して、齢18にして強い女の魔道士と謳われたマヒナを圧倒する強さ。

強い魔力、高い身体能力に血を媒介とした技を使用する相手など、いくらマヒナでも勝てるわけがない。

戦場に立つ前から、そんな予感はしていた。

マヒナ

……そうなの。

エリザ

……はぁ?

そっけないマヒナの反応に、エリザは眉をひそめた。

強さを見せつけ、殺害予告で絶望を与え、そこから殺すのがエリザの趣味だったが、マヒナは怯える様子もなかった。

初めて見た時からクールな印象の女だということはわかっていたのだが、まさかこの状況でも冷静なのは調子が狂う。

エリザ

……あんた、私と戦っててもまだ私の強さが本物だとわかってないの?

マヒナ

わかってるわよ。

マヒナ

でも、首をちぎるのは痛そうね。

何言ってんだこいつ。

それが、マヒナに対するエリザの気持ちだった。

エリザ

……痛そうって、他人事みたいに。あんたの首をちぎるのよ。ちゃんと理解してる?

マヒナ

……ええ。

マヒナ

でも、首から殺すのならば、その槍で一閃もできるし、あなたの血液能力ならば私の頭を潰すこともできるでしょう。痛がる暇もないほど、一瞬でね。

マヒナ

なんでわざわざ首をちぎるのよ、物騒ね。

エリザ

はぁ……?

エリザは呆れてしまった。

物騒物騒というが、戦闘自体が物騒なものだろう。

エリザの発言に対して、物騒だの言うのは少しズレているのではないか、とエリザは思った。

しかしマヒナは、クールな印象とは裏腹にさらに喋り倒す。

マヒナ

それに首をちぎられるのは怖いから、殺ってる最中ずっとうるさく叫びながら言ってやるわよ。「煽り耐性低すぎ」とか「ムキになるほど魔法外しまくってるわよ」とか、「礼儀思ってたよりなくない?」とか……あっ、本音言っちゃった。

エリザ

お前なぁ……

エリザの顔に青筋が浮く。 だがもう、マヒナを殺す気はなくなった。

罵倒されるのは何よりも苦痛だ。

マヒナ

……ていうか、私がテンプレ反応しなかったら急に解説しだしたじゃない。

マヒナ

そんだけの時間あるならその槍で一閃もできるとこなんだけどねぇ。

マヒナ

……無駄話ばかりで、正直あなたの畏怖される理由は強さと容貌がほとんどの理由でしょ?

マヒナ

ここ、おそらくヨランダやアリスならば「あなた普通ね。仲良くしましょ」とか言うんでしょうね。

エリザ

……仲良くできるかぁっ!

エリザは止まらないマヒナの言葉に、耐えきれず叫んでしまった。

エリザ

ていうか、普通とか言うけれど、あんたが恐らくグループの中で1番強いのよね?

エリザ

貴女でさえこれならば、絶対仲良く対等になんてできないからね。

エリザ

というか、類は友を呼ぶっていうからまさかあんたのお仲間もそんなヤツらばかりかもしれないじゃない!

マヒナ

なんか、悪いふうに言われた。

マヒナ

別にあなたみたいに感情的じゃないから、手を出そうとは思わなかったけれどね。

マヒナ

……怒ってないわけじゃないけれど。

エリザ

か、感情的って!

おやおや、エリザ様。

この魔道士に翻弄され過ぎじゃないですか?

後ろから白髪の女が笑いながら言う。

エリザ

うるさい!

少し震えたような、叫びすぎて枯れたような声でエリザは言い返した。

マヒナ

……もう日が暮れるからいくわね

マヒナ

今日は夜、買い溜めした本を読破すると決めてるから。

エリザ

あっ、ちょっと

エリザ

まだ話は終わってないわよ

エリザの静止も聞かず、マヒナは器用に箒に乗って帰って行った。

エリザ

はあ……

エリザ

なんか、やけに疲れる女だったわ……

アリス

ふう……

⚠注意 淫夢語録が出ます。

18歳の女性、アリスは森に着いた。

アリス

なんで、12歳の頃からコツコツ研究してるのに、異種族とか見つからないのかしら

アリスの幼い頃からの夢は 「吸血鬼や悪魔、エルフを探して知ること」だ。

魔法学園在学時も、勉強をそこそこに研究に打ち込んでいたから親にも呆れられた。

だが知り合いの魔道士、マヒナがここで吸血鬼に脅されたと聞いたから来てみたのだ。

冷静な態度を貫き通しただけで狼狽える吸血鬼ならば、アリスも仲良くなれそうだと思った。

アリス

確か外見は、金髪に青い瞳、服装は赤色のドレス……と。

マヒナから聞き出した特徴を記したメモをチラ見する。

エリザ

……ちょっと?

後ろから、怒っているような声が聞こえた。

冷ややかで、口から氷を吐き出せそうな奴が言っているのかと思うほど冷たい声。

アリス

あっ
やべ

アリスが振り向くと、そこには金髪に青い目の少女がいた。

顔は美少女で、生き人形のようだ。

アリスは初めて見る吸血鬼に、驚きの感情を隠せずにいた。

アリス

こ、これが噂の……

エリザ

「これ」?これって、私を物みたいに思ってるの?

エリザ

……人間がいるとか、正直不快なんだけど。

アリス

そう?私は吸血鬼に出会えるの嬉しいけどね。

エリザ

嬉しい?

エリザは眉をひそめた。

エリザ

強い力を持つ存在がいることを、この世に知らしめたいから?注目を浴びたいからか?

アリス

いや、注目されるのは嫌なんで。

アリス

しかし、幼い頃から探していた吸血鬼に、大人になってようやく出会えるなんてね。

アリスは最初、好奇心で吸血鬼探しをしていた。

アリス

けれど、種族間の交友を結べるかもって……

エリザ

あなた、吸血鬼探ししてるの?

説明をするアリスは、 エリザに睨みつけられてしまう。

アリス

ん?

アリス

そうだけど。

エリザ

……あなた、どうせそれも、伝承の美しい容姿や強い魔力目当てで会いたいだけでしょ?

エリザ

特別な世界に浸りたいだけでしょ?

アリス

いや、そんなことは……

エリザ

うっさいわね。

エリザは突然その場から消える。

アリス

えっ、消えた!

エリザ

遅いわね。

ダァンッ!

次の瞬間、アリスはエリザに蹴り倒されていた。

アリス

痛っ

エリザ

……よく聞こえなかったんだけど、もう一度言ってくれる?

エリザは思い切り睨みつけた。

声も精一杯低くして、怒りを表した。 しかし……

アリス

嘘つけ絶対聞こえてたゾ。

アリス

耳大丈夫か大丈夫か〜?

エリザ

クッ……

今にも殺しそうだと言うのに、いちいち苛立たせるワードを連発するアリス。

エリザは本気で殺そう、と思い口を開いた。

エリザ

……このまま首もちぎろうか?

アリス

……はい?

アリスの口から声がしなくなる。

どうやら本気で、やり過ぎた、と思ったようだった。

このまま怖がらせて殺そう。 そう思ったエリザだった。

アリス

……怖スギィ!

エリザ

調子乗ったあなたが悪いのよ。

アリス

感情とハート冷えてるか〜?

エリザは気づいた。

この女、本気で怖がってるわけではない、と。

エリザ

……本気で殺す気だけど。腕からちぎるか。

アリス

なんでいちいちプラン変える必要があるんですか(正論)

アリス

というか、そっちはやたら偉そうなの頭にきますよ〜!

エリザ

なっ……

エリザの頭に、一気に血が昇った。

前に来た魔導師の女は淡々と攻めてくる感じだったが、彼女は度胸があるのか煽り倒すような言葉ばかり言う。

エリザ

……生意気な人間が。

エリザ

……最期の言葉はなんだ?

アリス

お前「殺す」「生意気」とか見下すような言葉しか言えないんか馬鹿ァ!

アリス

あっ、言っちゃった。

そうは言いながらも、大して反省の素振りも見せないアリス。

アリス

でもまあ、この前マヒナの言い返しでプライドズタズタにされたっぽいんで、そのような機会がなくなりますようにって……

アリス

やっぱ強いのに、そんな安っぽい言葉ばかり使うから変わり者たちには勝てないんじゃないかな。

エリザ

安っぽい……だと?

エリザの顔に青筋が浮かぶ。

エリザ

お前……私のことを馬鹿にしてるのかな?

エリザはいつでも殺せるよう、足を上げて頭を踏みつぶす準備をする。

だがアリスは

アリス

おっ、そうだな

と言って、エリザの足から逃げた。

アリス

やっぱミニスカなのにパンツしか履いてないなんて危険じゃない?

アリス

もし女に興味のある人間だったら、興奮しちゃうとこだった。危ない危ない。

エリザ

……お前さっきから聞いてりゃ、すごくバカにしてること言ってるよな?!

エリザ

脅しじゃねえからな。殺すのは。

アリス

それ言ってる間に殺さないのかよ

アリス

そんなんじゃ甘いよ

アリスはそう言うと、エリザに向かって足を振り上げた。

アリス

えぇい!

エリザ

うわっ

アリスの蹴りあげはあまり速度のあるものでは無かったので、当然エリザは避けられた。

エリザ

……って、外してるわね。

エリザ

さあ、大人しく殺されたら?

アリスが攻撃を失敗したことにより、エリザは良いネタができたとニンマリした。

だが、アリスは首を横に震る。

アリス

いや、今のはわざと外したんだよ

エリザ

は?わざと?

アリス

まあ物理攻撃と言うよりかは、精神攻撃かな。

アリス

さっき踏まれてるとき、なんかスカートの中汗臭いな……って。

アリス

汗臭い場所に足なんてつっこむほど、馬鹿じゃないからね。

エリザ

貴様……

アリス

おっ、大丈夫か大丈夫か

アリス

心境わかんないからって、自分勝手に正直な反応してすみませんでした

エリザ

その言葉、煽ってるわよね……!

アリス

いや、煽りも何も……思ったことを言っただけですから。

エリザ

……このガキ……

アリス

あと、ミニスカ危ないよって言ったんだけど……

エリザ

は?

突然の服装の言及に、エリザはわけがわからなくなった。

アリス

……

アリス

……お前、いちいち胸見せつけないとやってらんねえのかァァァ!

エリザ

はぁぁぁぁ?

アリスの言う通り、エリザの服はかなり露出が高い。

腹部は隠れていないし、胸の谷間もモロみえてしまう服装だ。

アリス

そりゃ、服を着て目立ってしまうのは仕方ないよ。

アリス

でもその服は……

アリス

思いっきり見せつけてんだろーがー!正直、殺意わいたわ!

エリザ

いや何その理由!?

アリス

うるさい!

アリス

お前私の胸見ろや!

エリザ

いや、確かにないけれど……

アリスが自分の胸を叩くと、パンパンと軽い音がした。

確かに、あまり膨らみが見受けられない。

エリザ

まあ別に、女の価値は胸なんかじゃ決まらないから……

アリス

今お前胸ないっつったな!?

さっきの自信満々な様子からは打って変わって、モゴモゴと言うエリザだった。

だがアリスは、声が小さすぎて聞こえなかったようだ。

アリス

もういい!絶対死んでもお前を倒す!

エリザ

いやさっきの言葉聞いてた!

アリス

黙れ!

アリス

巨乳マウントして貧乳を見下す女は敵だァァァァ!

エリザ

いや見下してないってえええええ!

[END]

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