TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

病弱な俺の日常

一覧ページ

「病弱な俺の日常」のメインビジュアル

病弱な俺の日常

2 - episode.1_

♥

21

2024年10月28日

シェアするシェアする
報告する

y.a__

はぁー...ッ

午前の授業がようやく終わって、今は昼休み。

にしても今日、体調悪すぎる...ッ

今いる場所は旧校舎で、ほとんど人の出入りがない。

y.a__

...ッぅ...けほ...ッ

なんかさっきから、息苦しいと思ってたんだよなぁ...

やっぱり喘息の発作か...

しかも今、吸入器持ってねぇし...ッ

終わったくね...ッ?

y.a__

げほ..."ごほ、...ッ

きーんこーんかーんこーん...ッ

終わった...ッ体調悪すぎて立てん...ッ"

y.a__

はーッ"はーッ"...、げほ、ッ

ぅ"う"...ッ苦、しい...ッ"

y.a__

けほ、ッごほ、ッ...ッ

!?!?!?

y.a__

ひゅー、ッ...ひゅ"~、ッ

あ、もうほんとにやばい...ッ

j.p__

やぁっべぇ"ぇ"え"!!!

t.t__

いやでも、生徒会の仕事で遅れんのは..、仕方なくね...?

ぇ"...、誰か...ッ来て、る...ッ?

y.a__

ひゅー"...、けほ、ッ

u.r__

まぁ、大丈夫だろ...ッ!

そして、だんだん足音が近づいてくる。

j.p__

...ッぇ...、?

t.t__

_、____...?えぇ!!

u.r__

__...__...、

俺を見て...なんか言ってる...?

y.a__

ひゅー、ッひゅー、ッひゅー、ッ...

さっきよりもずっと、発作が酷い...ッ

j.p__

ちょっと君、大丈夫?!

それだけは、はっきりと聞こえた。

それは、朝会などでよく話している、"jp"さんの声だった。

j.p__

これ...ッ!使って良いから...ッ!

そう言って、jpさんがあるものを渡してきた。

それは__吸入器...ッ!?

y.a__

い"、いん"...です、ッか...、ッ?ひゅーッ、ひゅーッ、...

j.p__

大丈夫だから、ね...?

jpさんは、俺の背中をさすってくれた。

y.a__

こくっ...ッ(頷

y.a__

すぅーッ...すーーーーッ

y.a__

は...ッはぁーーーーーッ

j.p__

大丈夫、大丈夫...もう少しだよ...ッ!

y.a__

すぅぅーーッけほ、ッ...

y.a__

はぁぁーーーーーッ...

y.a__

はぁ、ッ...はぁ、ッ...

j.p__

良かったぁ...、ッ

y.a__

ごめ"ん、な"さい...ッ、

j.p__

ううん、大丈夫...ッ!

j.p__

良かった、たまたまここ通って

そう言ってじゃぱぱさんは、優しく微笑んだ。

t.t__

...ッぇ..、"?

u.r__

jpさん、なんで対処法知ってんの..、?!

j.p__

まぁ、俺も喘息だからね...w

t.t__

そうなん!?!?

u.r__

ならもっと早く言ってよ〜...ッ!

j.p__

w...ごめんごめん...笑、

j.p__

ていうかyaくん、大丈夫...ッ?

え、なんで名前分かるの...ッッ!?

するとじゃぱぱさんは、俺の心を見透かしたかのようにこう言った。

j.p__

まあ、生徒会ですから

t.t__

おま...きもいからかっこつけんな...?

j.p__

...ッえ

j.p__

てかそんなことはどうでも良いんだ...!

j.p__

yaくん、体調どう...、?

y.a__

あ、えっと...大丈夫、です...ッ

とっさに「大丈夫」なんて答えちゃったけど

全然大丈夫じゃないんだよなぁ...ッ笑

j.p__

そう...、?...本当は、ッ?

y.a__

ぁ、え...頭、痛いです...ッ

y.a__

あと...ちょっとだけ、目眩も...ッ

j.p__

もう授業始まってるけど

j.p__

俺らから言っとくからさ...ッ?

j.p__

今は、保健室、...行こ...、ッ?

y.a__

...はい......ッ、

t.t__

そうやなぁ、それが良さそうやな...ッ

u.r__

じゃあ、俺らは...ッ何したら、いい...ッ?

j.p__

2人は、先に教室戻ってて?

j.p__

それで、俺とyaくんのこと...ッ言っといてほしい

t.t__

分かった

u.r__

できることあったら、何でもするからな...ッ?

t.t__

せやで...?俺たちが居るんやから

t.t__

頼りになるかは分からんけど、1人でやるよりはええやろ...ッ?

t.t__

...ッまあ、なんかあったら言えってことや

u.r__

...ッじゃあ、俺ら行ってるから

j.p__

...ッッ...うん

じゃぱぱさんは、一瞬苦そうな顔をしたあと、引きつった笑みを浮かべてそう言った。

2人が行ったあと、俺は思わず声をかけてしまった。

y.a__

...ッ2人のこと...信頼して、ないんですか...ッ?

俺はまだ体調が悪かったから、途切れ途切れになってしまった。

__でも、言いたいことは伝えられた。

j.p__

そういう、訳じゃないんだけどね...ッ

j.p__

昔、両親に裏切られたことあって

じゃぱぱさんは、昔を懐かしむような、でも少し切なそうにも見える、そんな表情を浮かべた。

j.p__

それから俺、誰を信じて良いのかわかんなくなって...ッッ

j.p__

...ッ誰を信じて良いかわかんないから、全部1人でやろうとしたりして

j.p__

それで無理して、何回もあいつらに怒られたな..ッ笑

j.p__

ッ...ってごめんね、変な話して...ッ

y.a__

全然、変じゃないですよ...ッ

俺だって急に両親が目の前からいなくなった時は、裏切られた気持ちになった。

勿論今は、そんな感情はないけれど。 __でもjpさんのそんな表情を見ていると、昔の自分の感情を思い出した。

y.a__

その気持ち、分からなくもないです

y.a__

俺が言えたことじゃないんですけど

j.p__

そっ、か...、ッ

j.p__

...ッごめんね、保健室行こっか

j.p__

...、ッ立てる...ッ?

y.a__

あ、はい...ッ

そう言われて慌てて立つと、頭がふわふわした。

y.a__

...ッッ...、

j.p__

大丈夫...ッ?

そう言ってじゃぱぱさんは、俺の背中に手を伸ばしてきた。

y.a__

...ッぁ、

俺がすみません、と言おうとしたのを察したかのように、

じゃぱぱさんは薄く微笑んで

「大丈夫」と言った。

この作品はいかがでしたか?

21

コメント

1

ユーザー

ゆあんくんの病気が喘息?!それは、めっちゃ可哀想(頭が回らん)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚