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穂垂は懐から拳銃を取り出す

そしてその拳銃の矛先を──

片丘 穂垂

黒幕とやらは貴様なんだろ

朝霧源に向けた

朝霧 源

朝霧 源

はあ!?

神風 輪廻

ほぉ…!?

陽乃 茲

ちょ、何しているの!?

陽乃 茲

しかも黒幕って……

片丘 穂垂

そのままの意味だよ陽乃さん

朝霧 源

ちょっと待て、黒幕ってなんだよ!

朝霧 源

なんならそれはVIPだろ?

朝霧 源

美鈴や芳樹が言ってたじゃないか!

片丘 穂垂

VIPってなんですか?

朝霧 源

そりゃあVIPって政府たちのことだろ?

陽乃 茲

ん?そうなの?

陽乃 茲

美鈴や静華さんはVIPなんて一言も言ってなかったけど……

朝霧 源

あ……

片丘 穂垂

陽乃さんの言う通り

片丘 穂垂

神風先生が残してくれたメモには"政府"と書かれていた

片丘 穂垂

なおかつ2人はVIPが政府だとは知らなかった

片丘 穂垂

どうしてVIPが政府だと言えるんだい?

朝霧 源

な、何となくだよ!

朝霧 源

逆にお前は何で知ってるんだよ?!

片丘 穂垂

それは澪さんに教えてもらったんだ

片丘 穂垂

VIPが政府ということを

朝霧 源

あいつ……余計なことを!

陽乃 茲

え、今なんて──

朝霧 源

っ……やば!

源は急いで口をつむる

片丘 穂垂

その様子だと澪さんに殺人をそそのかしたのも貴様か?

朝霧 源

片丘 穂垂

まあ、先に前回のゲームについて語るよ

陽乃 茲

前回?

神風 輪廻

そんなところまでどうやって情報を?

片丘 穂垂

1つは雫玖にぃと璃華さんが残してくれたビデオ

片丘 穂垂

そこにはサイウンが2人を殺す瞬間が映っていた

陽乃 茲

雫玖さんと璃華さんは何者なの?

神風 輪廻

雫玖さんは穂垂の兄、璃華さんはその幼なじみですね

神風 輪廻

あ、ボクは前回も参加していたけど体質で記憶が消されなかった人です

朝霧 源

なんだとっ……!?

陽乃 茲

な、なるほど……?

陽乃 茲

あと、サイウンって政府間に居たような……

片丘 穂垂

それは後で分かるよ

片丘 穂垂

もう1つは名簿

片丘 穂垂

すごいよ、第1回から今までの参加者が載ってるんだ!

そう言って穂垂は拳銃を懐に一旦しまい

芳樹から貰った名簿一覧表を見せる

陽乃 茲

え、こんなに参加者がいたの!?

片丘 穂垂

うん、そんでこれを見てほしい

穂垂は源のところに指さす

片丘 穂垂

源のところを見てみるとね…

陽乃 茲

あれ、今回の朝霧さんと第4回までの朝霧さんの概要が同じ

陽乃 茲

違うのは苗字だけ……なんで!?

片丘 穂垂

そう、このことから政府間のサイウンと関係があるということ

片丘 穂垂

そして雫玖にぃや璃華さんを殺したサイウンも源ってこと

朝霧 源

片丘 穂垂

そうだよね?

片丘 穂垂

彩雲源

朝霧 源

朝霧 源

あーあ

朝霧 源

やっぱ片丘兄弟は鋭いな

朝霧源改め、彩雲源は笑みを浮かべた

彩雲 源

穂垂の言う通り、俺は彩雲源

彩雲 源

政府間の仕事をしているサイウンは俺の父さんだよ

陽乃 茲

確か彩雲箕郷(みさと)だっけ……?

片丘 穂垂

それで合ってるよ

神風 輪廻

本当に黒幕を見つけ出すとは……

彩雲 源

はぁ……輪廻のその体質とメモ

彩雲 源

そして雫玖が居なければ完璧だったのにな

片丘 穂垂

認めたのならばさっさと教えろ

片丘 穂垂

なぜこんなことをしたのかを!

彩雲 源

彩雲 源

単刀直入に言う

彩雲 源

俺は短命だ

片丘 穂垂

片丘 穂垂

は?

陽乃 茲

ええぇっ!?

神風 輪廻

そのように見えないけれど?

彩雲 源

見えないように偽ってるからだよ

彩雲 源

これでもいつ死ぬか分からないんだぞ

片丘 穂垂

そうかいそうかい…

陽乃 茲

でもどうしてこのゲームを始めたの?

彩雲 源

彩雲 源

俺と同じ立場になってもらうためだ

陽乃 茲

へ……?

陽乃 茲

どうゆう事…?

彩雲 源

お前らにも俺と同じいつ死ぬか分からないリアルを感じてもらいたい!

彩雲 源

だから俺は父さんに頼んでこのゲームを始めた!

彩雲 源

人数も特進クラス15人でちょうどいいからな

片丘 穂垂

クラスメイトが徐々に死んでいって辛くならないのか?

彩雲 源

もちろん辛いよ、けどそんなの母さんの死で受け入れてる!

陽乃 茲

お母さんが……?

彩雲 源

母さんは病気で亡くなったよ、あの時はとても苦しそうだった

彩雲 源

だから余計にお前らが憎くてたまらない

彩雲 源

死というリアルが薄れている日々を送っているお前らが!

陽乃 茲

そ、そんなこと……

片丘 穂垂

片丘 穂垂

被害者ヅラすんなよ

彩雲 源

なんだよ!

片丘 穂垂

貴様はもう加害者だ、そんなこと訴えても世間には通じない

片丘 穂垂

ただ理不尽を押し付けているだけだ

片丘 穂垂

それに、こんなことしなくても他に方法はあったはずだ

彩雲 源

彩雲 源

ああそうか……

彩雲 源

もう俺は戻れないところまで来ているんだな

片丘 穂垂

そう、だから貴様には罪を償ってもらうよ

彩雲 源

彩雲 源

そうだ、1つ言わせてもらおう!

片丘 穂垂

なに?

彩雲 源

雫玖のあの死に顔、とても良かった

彩雲 源

自ら手を下した時の感覚は最高だった

片丘 穂垂

っ……貴様!!!!

その言葉に穂垂はすぐさま拳銃を持ち直して引き金を引いた

陽乃 茲

片丘さん……!!!

彩雲 源

しかし源はビクともしていない

彩雲 源

あははははははははははははははははははははははははははははははははは!

彩雲 源

俺は死なない、初めから防弾チョッキを着ているからねぇ!

片丘 穂垂

おのれっ……!

陽乃 茲

片丘さん落ち着いて!

陽乃 茲

気を取られちゃダメよ!!

彩雲 源

他人の心配している暇あるなら自分を守れば?

源の手にはいつの間にか拳銃が仕込まれていた

そして

バーン!

すぐさま引き金が引かれた

片丘 穂垂

っ…陽乃さん!

陽乃 茲

えっ……

しかし2人にはいつまでたっても銃弾が当たった気がしない

神風 輪廻

ぐっ…がぁ……

なぜならその銃弾は神風先生に当たったからだ

片丘 穂垂

せ、先生!!!

陽乃 茲

どうして……

神風 輪廻

これでもボクは…先生……ですか…ら……

神風 輪廻

許してくれるとも……思って…ない

打ちどころが悪かったのか、神風先生の意識はすぐに途切れてしまった

彩雲 源

そこだけ先生になりやがって……

彩雲 源

輪廻よ、今更庇っても無意味だよ

片丘 穂垂

片丘 穂垂

違う、無意味なんかじゃない

片丘 穂垂

先生は、先生の自覚があるんだ!

彩雲 源

あっそ

彩雲 源

それじゃあ今度こそお前らを──っ!?

源は突然とその場に倒れる

彩雲 源

ああ……

彩雲 源

タイミングが最悪過ぎる……

陽乃 茲

え、どうしたの…!?

片丘 穂垂

恐らく寿命が来たんだろう

片丘 穂垂

こんなに急な病気だったとは…

彩雲 源

はは…

彩雲 源

ここまでか…俺は

陽乃 茲

待って、同じクラスメイトでしょ!

陽乃 茲

このままだとほんとに──

彩雲 源

ほっておいてくれ

彩雲 源

俺はここで死ぬ運命だ

片丘 穂垂

片丘 穂垂

ああ、それでも貴様は許さない

陽乃 茲

彩雲 源

(にしてもだ、これで俺は……)

彩雲 源

(現実から…逃れ…られ…る……)

黒幕、彩雲源の意識が朦朧としていき

やがてブラックアウトした

学校リアル鬼ごっこ

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