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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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りう❤

ないくん!

ない💕

どうしたの〜?

りう❤

そろそろ花火が
打ち上がるんじゃない?

ない💕

あ!もうそんな時間か!
楽しすぎて忘れてたw

りう❤

どこで花火
見ようかな〜?

ない💕

じゃあ、こっちに来て!
グイッ(腕を軽く引っ張る)

りう❤

え!?どこに行くの!?
ちょっと〜!?💦

りう❤

はぁ…はぁっ…
(息切れ)

ないくん…どこまで走るの!?

俺は体力には自信があった。 しかし、その自信のある体力を 使い果たす程の道のりを走ってきたのだから、 俺は息が切れ始めていた。

ない💕

…!!
(りう❤がきつそう…!)

ない💕

…りう❤、ごめんね?
ヒョイッ(お姫様抱っこ)

りう❤

!?!?
ないくん!?///

何してるの!? そんなの…照れちゃうじゃん…///

ない💕

ごめん、しんどかったの
気づかなかった!💦

ない💕

このまま行くね!

りう❤

え…!?///
俺まだ走れるよ…!///

ない💕

いいの!
ほら、走るね!///

ない💕

花火が打ち上がっちゃう
かもだから!

りう❤

…!!
わかった…///

そして俺は、ないくんに お姫様抱っこをしてもらいながら どんどん山奥へと入って行った。

ない💕

りう❤!
着いたよ〜!

りう❤

ないくん、ありがとう!

ない💕

どういたしまして!
困ったときはお互い様ね!

りう❤

うん!わかった!

ない💕

…もうすぐ花火が
打ち上がるね〜

りう❤

そうだね〜…

そっか…花火が打ち上がり終わったら 俺たちはもう帰るんだった…

なんだか寂しいなぁ… 俺に告白が出来る位の勇気が あったら良かったのに…

もう…ないくんと離れちゃうんだ…

そんなことを考えていると、 ないくんが空を指差して 声を掛けてくれた。

ない💕

りう❤!
もうすぐ始まるよ!

りう❤

…!!

…どうか神様、お願いです。

花火がずっと打ち上がりませんように。

…この幸せな時間がずっと続きますように。

そんなことを願っても 神様には届かなくて。

遂に花火が打ち上がり始めた。

ない💕

うわぁ〜!✨
綺麗だね、りう❤!

りう❤

っ…そうだね!

君は、俺が静かに悲しんでいることを知らない。

花火が1発、1発と打ち上がる毎に 俺の心は傷付いていった。

ただ離れたくなかった。 いつも通りの日々に戻りたくなかった。

こんな幸せな時を君と過ごした以上、 俺は普段の日常にはもう戻れない。

きっと、生徒会メンバーの2人や い💙しょ💜とも仲が良いないくんは 俺のことを見てくれる時間が減ってしまうだろう。

そしたらまた、俺は勝手に嫉妬して。 他のみんなを心配させたり、 傷を付けてしまうかもしれない。

りう❤

(ないくんのばか…///)

最後まで俺の気持ちに気づかなかった君に、 心の中でそっとトゲを刺しておいた。

泣きそうになるのを堪えていると、 ないくんが俺に話しかけてくれた。

ない💕

…りう❤。

りう❤

何…?

ない💕

ギュッ(りう❤の手を握る)

りう❤

え…?///

ない💕

俺は、前からりう❤の
ことが好きでした。

ない💕

りう❤に振り向いて欲しくて
いろいろ頑張ってみました。

ない💕

結局は空振りだったけど…
でも、失敗ばっかりだった俺は
今まで努力してきたつもりです。

ない💕

どうしても、最後に
君に気持ちを伝えたかった。

ない💕

りう❤、俺と
付き合ってください。

突然の告白に驚きを隠せずに、 ただ「嬉しい」という感情が 心の奥底から込み上げてきた。

りう❤

ないくん…ポロポロ

ない💕

え!?そんなに嫌だった!?
ごめんね💦困らせちゃって💦

ない💕

さすがに嫌だったよね…w

りう❤

そんなわけないじゃん!!
嬉しいの…!///ポロポロ

りう❤

嬉し泣きなの!ポロポロ

ない💕

…ってことは…?

りう❤

俺でよければ…
お願いします…!ポロポロ

ない💕

やった…やったぁ〜!!✨

ない💕

俺たち、付き合えた!?

りう❤

うん!
今から正真正銘の
恋人関係だよ!

ない💕

ありがとう、りう❤!

りう❤

ううん、こちらこそ!
すごく嬉しかった!

ない💕

りう❤と恋人関係か〜…!
夢にも思わなかったな…✨

りう❤

本当にそうだよ!
俺もないくんのこと
好きだったし…///

ない💕

そうなの!?
嬉しすぎる…///

りう❤

…w
ないくんはさ、
恋人関係になったら
したいこととかあった?

ない💕

う〜ん…出来るか
どうかはわかんないけど…

ない💕

同棲とかはしてみたいな〜…
なんて…w早すぎるよね…w

りう❤

いいじゃん!
しようよ、同棲!

ない💕

え!?本当にいいの!?

りう❤

俺は賛成!ずっと
ないくんに会えるし!

ない💕

そっか!w
引かれなくてよかったw

ない💕

じゃあ、明日から
俺の家で暮らす?

ない💕

りう❤の家は
別荘的な感じにして!

りう❤

いいね!
2人とも1人暮らしだし!

ない💕

これから楽しい
新生活が始まるな〜✨

りう❤

そうだね…!夢みたい!

ない💕

…夢じゃないって
証明してあげようか?w

りう❤

うん!してほしい!w

ない💕

…チュッ(りう❤にキス)

りう❤

!?!?///
(証明ってそういうこと!?)

ない💕

…これで夢じゃないって
わかったかな?w

りう❤

わ、わかりました…///

照れて火照った顔を見て笑う君。 そんな君の笑顔を 俺はずっと守り続けていきたい。

ない💕

じゃあ、帰ろっか!

りう❤

そうだね!

ない💕

ギュッ(りう❤と恋人繋ぎ)

りう❤

…!///
ギュッ(ない💕の
手を握り返す)

ない💕

ちゃんと
応えてくれるんだw

りう❤

当たり前じゃん…///
ちゃんと応えないと
嫌われるかもだし…

ない💕

大丈夫だよw俺は
そんなことで嫌ったり
別れたりしないし!w

ない💕

…俺たちは、俺たちのペースで
ゆっくり進んでいこうね!

りう❤

…そうだね!
ありがとう!

ない💕

どういたしまして!

〜赤組の恋愛物語〜 最終話

次回は番外編です。

フォロワー様50人達成で 次の記念作品を投稿します。

これからもよろしくお願いします!

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