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四季と四季の愉快な仲間たち

第2話 - 第2話あれ？ここ···山あったよね？

471

2025年11月23日

#桃源暗鬼

#四季受け

#四季愛され

#オリキャラ登場

#腐要素少なめ

ＡＡ

一ノ瀬四季

う、ップ、オロロロロ

花魁坂京夜

四季君、大丈夫？

一ノ瀬四季

じぃｯ···ぬ、ｯ

花魁坂京夜

よしよし、無理しないでね、(背中撫で)

一ノ瀬四季

オロロロロ(吐き)

一ノ瀬四季

二日酔い、キ、ぃｯ、ちゅいｯｯ

花魁坂京夜

そうだね、ゆっくり吐いてね〜

一ノ瀬四季

うぃ、ん、ｯ

彼の名前一ノ瀬四季。年齢は22歳。鬼機関所属の少し特殊な隊員だ。そんな彼は今二日酔いに悩まされている。前日、中学生ぶりの同期と会って居酒屋飲み、思い出話をした。度数が高いオリジナルカクテルを煽ったせいで頭は痛み、吐き気が収まらない。医療担当の京夜先生に迷惑をかけてばっかだ。

一ノ瀬四季

んー、ｯまだキツイ

花魁坂京夜

そうだろうね、今日は休みだし、ゆっくり休みな？

一ノ瀬四季

そうする、

そんなひと時の幸せもいとも簡単に壊れることを彼らはまだ知らなかった。幸せでゆったりとした時間を過ごしていた。そんな彼らの元にむっくんが走り込んで来る。そして、大きな声が部屋に響いた『一ノ瀬四季隊員！至急応援求む！』。その言葉に四季の表情はこわばり、みるみる真っ青に染っていた。

一ノ瀬四季

は？

一ノ瀬四季

🥺

花魁坂京夜

んぐｯ···w(笑)

真(あつし)

いやー、派手に吹っ飛んだね？

氷穂(ひすい)

吹っ飛んだじゃなくて吹っ飛ばしたの間違えだろ？

瑛大(あきひろ)

そうとも言う

陽日(はるひ)

はぁ、

陽日(はるひ)

ここら辺、森あったよね？

真(あつし)

うん、あったねw

陽日(はるひ)

消えたね、綺麗に塵と化したね？

氷穂(ひすい)

まじで、どうすんの？

瑛大(あきひろ)

まぁ、なったことは仕方ない···とりま酒飲む？

氷穂(ひすい)

何言っての？

陽日(はるひ)

とりまじゃねぇだろ？

真(あつし)

この後どうしようか、俺は逃げる

氷穂(ひすい)

逃げるな卑怯者！

瑛大(あきひろ)

俺もお供するぜ

真(あつし)

お前はいらないよ

瑛大(あきひろ)

泣いていい？

陽日(はるひ)

お前が悪い

陽日(はるひ)

何がここら辺吹っ飛ばしたいだ

瑛大(あきひろ)

ちょっとした出来心じゃん？

氷穂(ひすい)

ちょっとじゃねぇんだよ、これでちょっとはやべぇよ

真(あつし)

まぁ、あとは頼んだ！

氷穂(ひすい)

ふざけんな！

陽日(はるひ)

俺も逃げるｯ

瑛大(あきひろ)

待って！俺も連れてけ！

淀川真澄

おいおい、なんだよこれ？

陽日(はるひ)

やばい、誰か来た

瑛大(あきひろ)

対応は保護者の2人に頼んだ！

氷穂(ひすい)

誰が保護者だ！

陽日(はるひ)

自分のやらかしだろ！自分でどうにかしろよ？！

瑛大(あきひろ)

薄情者！

陽日(はるひ)

うるせぇ！

淀川真澄

なぁ、てめぇらか？ここら辺吹っ飛ばしたの

瑛大(あきひろ)

いえ、違います

陽日(はるひ)

うわ、吐くように嘘ついた

氷穂(ひすい)

うわ、きしょ

並木度馨

隊長、一応避難誘導終わりました

淀川真澄

そうか、被害者は？

並木度馨

ここら辺が吹き飛ばされる前に誰かが避難誘導してたらしく、そのおかげで誰も被害者は出ていません

淀川真澄

そうか、

瑛大(あきひろ)

だから、吹き飛ばす前に避難誘導はしたろ？

瑛大(あきひろ)

大丈夫だって！

淀川真澄

何が大丈夫なんだァ？

氷穂(ひすい)

うわ、顔面強···

淀川真澄

あ”···？

氷穂(ひすい)

てか、真は？

陽日(はるひ)

は？あいつ1人で逃げたの？

瑛大(あきひろ)

うわー、

陽日(はるひ)

お前も言えねぇからな

瑛大(あきひろ)

俺はちゃんと避難誘導したし、

陽日(はるひ)

それにしてもだよ、ふざけんなだよ

???

やっぱりお前らだったか、

真(あつし)

チーん(寝てる)

瑛大(あきひろ)

あ、真いた

陽日(はるひ)

てっ、四季！

氷穂(ひすい)

四季？久しぶりだな！

一ノ瀬四季

おう！久しぶり、てじゃなくて何してんの？

一ノ瀬四季

ここら辺大きな山あったよな？

淀川真澄

なんだ？てめぇの知り合いか？

一ノ瀬四季

まぁ、はい···

瑛大(あきひろ)

助けてくれ！この鬼のような形相のやつに殺される！

一ノ瀬四季

んな、お前がどうせ悪いんだろ？

陽日(はるひ)

そう、こいつがここら辺吹っ飛ばした原因

一ノ瀬四季

ほらなぁ？

瑛大(あきひろ)

そんなこと良いから！ここの鬼どうにかして！

淀川真澄

鬼鬼うるせぇ口だな？お望みどおりにしてやろうか？

一ノ瀬四季

隊長すみません、こいつら見ての通りバカで

陽日(はるひ)

そうなんですよ、て俺も？

一ノ瀬四季

こいつらを止めれなかった時点でな？

陽日(はるひ)

酷くね？

一ノ瀬四季

どうせ陽日も欲に負けて何も言わなかったんだろ？

陽日(はるひ)

ｷﾞｸ

一ノ瀬四季

止めたの唯一氷穂だろ？

瑛大(あきひろ)

何故、バレて···

一ノ瀬四季

お前ら欲に負けるととんでもないことやらかすからな？

真(あつし)

ｷﾞｸ

瑛大(あきひろ)

ｷﾞｸ

氷穂(ひすい)

お前が来て助かったよ、四季

淀川真澄

四季、てめぇの知り合いならてめぇでどうにかしやがれ

一ノ瀬四季

いえ、こいつらの責任なんで

瑛大(あきひろ)

は、薄情者！

一ノ瀬四季

薄情者？なんとでも言え

一ノ瀬四季

お前ら、これで何回目だ？

陽日(はるひ)

13？

一ノ瀬四季

23だよ？バカなの？どんだけぶっ飛ばすの？

真(あつし)

あれ？そんな吹っ飛ばしたけ？

氷穂(ひすい)

あぁ、四季の言ったとおりそのぐらいだ

一ノ瀬四季

その度に俺が対応してたんだよ？

陽日(はるひ)

その件についてはありがとうございます

瑛大(あきひろ)

今回もお願いしますよー

一ノ瀬四季

無理、流石にこれは対応できない

瑛大(あきひろ)

ﾁｯ、

一ノ瀬四季

え？舌打ちした？

並木度馨

四季君、大変だったね

一ノ瀬四季

同情しないで、泣いちゃう

氷穂(ひすい)

よしよし、お前は頑張ったよ

一ノ瀬四季

ありがとう、

淀川真澄

まぁ、今回は一ノ瀬に免じて許してやる

並木度馨

それでは、

一ノ瀬四季

え？ほんとかよ！？

淀川真澄

じゃあな

一ノ瀬四季

うん！バイバイ

一ノ瀬四季

笑

陽日(はるひ)

嘘つけ、四季お前···まさか

一ノ瀬四季

なんのことかな？

一ノ瀬四季

少し、嘘言っただけだよ？

瑛大(あきひろ)

うわー、今お前すげぇ悪い顔してる

一ノ瀬四季

お前らだけには言われたくねぇよ

氷穂(ひすい)

四季も、悪い顔できるようになったんだ

一ノ瀬四季

はは、お陰様でな？圧

真(あつし)

すみません、

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