前回の続きです✨
いふ
しょう!
いふ
聞こえるか?
いふ
聞こえたら手握って!
そう言って俺は初兎の手を握った
いふ
(お願い…手握って…)
ピクッ
少し初兎の手が動いた
いふ
…っ!!
いふ
(聞こえるっぽい!)
いふ
(でも…)
いふ
握り返しが弱いな…
いふ
…
いふ
(危険な状態かもしれない…)
初兎の脈を確認した
少し脈が弱い
このままでは危ない
それだけはすぐに分かった
いふ
どうすれば…
頭が混乱する
いふ
…そういえば
いふ
ないこ…どこ行った?
初兎に集中し過ぎて ないこのことを忘れていた
ガチャ🚪
玄関から誰か来る
いふ
…!!
ないこ
こっちです!救命処置お願いします!
救急隊
ありがとうございます
いふ
…ないこ!
俺が初兎の意識を確認している間に 救急車を呼んでくれていた
ないこ
しょうちゃん、まろ、もう大丈夫だよ!
いふ
良かった…ありがとう、ないこ…
ないこ
ううん。
救急隊
後頭部を強打してしまっていますね…
救急隊
出血多量…
いふ
意識はほとんどありませんでした…
いふ
脈もかなり弱くなってしまっていたのですが
いふ
大丈夫でしょうか…
救急隊
…
救急隊
搬送を急ぎましょう。
いふ
…(゜゜;)(何かを察する)
ないこ
(゜゜;)(何かを察する)
ないこ
…しょう、ちゃん…(ノω・、)
いふ
(´・ω・)
いふ
(ρ_*)ヾ(・ω・。)
ないこ
(-ω-。)
いふ
…大丈夫やって、きっと…
ないこ
…コクン
救急隊
一緒に乗ってください🚑
いふ
はい…
そう言われ俺らは 救急車に乗った
初兎を搬送中
救急車の中にて
俺とないこは初兎が処置されるのを 見ていた
救急隊
ーーーー、
救急隊
ーーー
救急隊
ーー、ーーーー
どうやら危篤な状態らしい
人工呼吸器まで付けられた
不安は大きくなるばかりだった
初兎…
頑張れ…
生きろ…
Thank you for reading!
Next.2500💗