個性社会でヒーローを目指すことになった幻想少女

スタートの合図で私は一気に飛び出す。

最初はもみくちゃになるのは想定済みなので、私はその上を悠然と飛ぶ。

轟くんは地面を凍らして妨害そして抜け出した。

それを飛んでいるためなんの問題もない　

スピードを上げて轟君を抜かしていく

攻撃を仕掛けてくるがそれを容易く躱す

そして近くに試験の時のロボットが入って来た

私はそのゾーンをフル無視して、後続に託す

次のゾーンは落とし穴ゾーンらしい

ただ、飛べる私には関係がない。

それを普通に超えていく。後ろにはA組トップクラスの爆豪と轟が走って来ている。

私はそのゾーンを抜けると、ここには地雷ゾーンに来ていた。

ただ、踏まなければいい。

飛んでいけばなんでもない。

スピードはまだ上がるわ

…追いつけないわよ

私は全速力で飛び抜ける

ﾄﾞｺｫｫｫｵｵｫｵｵｫﾝ！！！！！！

爆音と共に、私の後ろで着地する音が聞こえた

緑谷くんが、爆豪、轟の前に降り立ったが、私には届かない

明らかに避けられている。

同じく避けられている緑谷君に話しかける

それと同時に騎馬がここに集まって来た

伸びてくる腕を一歩も動かずに全てかわしてやった。

でも、15分は逃げられそうにない

結界魔法で籠るってのもいいが、ここは動き回ろう

多少強引に上に避難して、防御魔法を発動し、その上に乗る。真下からの攻撃を遮断する。

すると私の後ろからイヤホンジャックが伸びて来た

ただ、それはギリギリでダークシャドウが防いだ

これを10分繰り返す。

轟君…

轟君は私の周りを凍らせて、一騎打ちに臨む

ヤオモモ…いや…電気がめんどくさい。

私はそのまま伸びてくる手を振り払う

それをなんやかんやで全て避けて見せる

後1分。

すると、飯田君の僅かな"起こり"が見えた

来る。

備えろ

コンマ1秒でも遅れたら取られる。なら、ドンピシャで合わせる

同時。

私はその鎖を轟君の腕に巻きつけ、私は真横に倒れる。

私はすぐに額の有無を確認する。

拘束及び、相手の視界から私を消す。

そうすれば取ることは不可能だ。