黒猫と死神が行きます！！

色んな店を回ってメモに書かれたものを 粗方買い終わると、道の端に寄って少し会議をする

近くのお土産屋に誘導するとチーノさんに手を引かれ 道を横断した、屋外に居たくないから助かる

チーノさんとは足の長さが違うから歩きづらいな…と 思っていると、長い道を渡りきった

開けられた扉をくぐると不思議な雰囲気に迎えられた 戯れてる２人を横目で店内を見渡す、特に危険なものは 無さそうで小さく息を吐く

駆け寄ってきたチーノさんの乱れた髪を直す、 ふわふわな髪の毛は猫みたいで触っていて気持ちがいい

顔を逸らされたから商品に目を落とす、しにがみくんなら ピアスやマニキュアの方が良いだろうな

寂しそうなチーノさんに声を掛けると ニッと笑って返された、ここまで演技するとは…

しにがみくんには、落ち着いた紫のマニキュア トラゾーには小説、ぺいんとにはお菓子を用意した

会計に向かうと気配を感じる、レジの奥から ゾムさんがこの店員はシャオロンさんだな

あの反応を見る限りチーノさんは知らなかったのか… なら、シャオロンさんの暴走かな

可愛い紙袋を受け取るとショッピさんの元に移動した ゾムさんまで店員さんになってない？

検索を始めたショッピさんを横目に辺りを見渡す、 特に異変も敵意も感じない…

なんでこんな絡んでくるのか分からん…！！ でも、悪い人たちではない…なんでA国は我々国との 戦争を狙ってるんだ…？

２人の前に出て話を区切る、早く帰って情報を見ないと いけない気がしてたまらないのだ

２人の手を引きあくまでも自然に店を出たが、 流石に雑すぎたか…？