五条悟
うーん…
家入硝子
おい五条
五条悟
あ、硝子
家入硝子
最近、月下のこと嗅ぎまわってるらしいじゃないか
五条悟
人聞き悪いな〜
五条悟
僕はただ、月下が高専に入るきっかけになった術師を調べてるだけだよ
家入硝子
ふーん…で、見つかったの?
五条悟
いや、まだだよ。
家入硝子
嘘をつくな
五条悟
硝子は僕が嘘をついているように見えてるの?
家入硝子
同期だぞ、何年一緒だと思ってるんだ
五条悟
…
五条悟
傑だった
家入硝子
…そうか
五条悟
まぁ、だからなんだってわけでもないんだけどさ
家入硝子
だったら、これ以上は探らないことだな
家入硝子
恩師が離反して殺されたなんて、知りたくないだろ
ー横浜
補助監督
聞いた感じ、そこまででしたね
補助監督
準二級レベルだと聞いて如月さんが派遣されたわけですけど
補助監督
大丈夫そうですね
如月月下
ですね。
如月月下
私はもう少し聞き込みを続けます
補助監督
分かりました
ー光焔高校
如月月下
結構聞いたけど、収穫は無しかー
藤崎
あれ、如月じゃん
如月月下
げ
如月月下
なんで居んだよ
藤崎
悪いかよ
藤崎
さっきの話聞いて心配になったから来ただけだよ
如月月下
あっそ
如月月下
いや、なんで着いてくるんだよ
藤崎
いやあんな話されたら怖いじゃん
如月月下
なんで来たんだよ…
校内は吹奏楽部のものと思われる音色と会話で包まれていた
如月月下
こんなに人がいたら流石に出てこないか…
誰…?
バッ!
如月月下
…!?
如月月下
(後ろから声がしたのに、誰も…)
如月月下
呪霊…?
如月月下
(そうだ、藤崎は…)
如月月下
居ない…!!
プルルルル
ガチャ
如月月下
青木さん!?人が呪霊に拐われた!
補助監督
『!?分かりました、19時までに校舎内の人をはけさせます!』
如月月下
お願いします!
ブツッ
如月月下
まずい…!
19時
補助監督
それでは、帳を降ろします
ドドドドド…
如月月下
ああもう、藤崎が着いてくるから…!
呪霊
ア、あなた、じゅ 呪術師?
如月月下
!?
如月月下
お前か?
呪霊
なにが?
如月月下
藤崎を拐ったのは
呪霊
藤崎、あァ あの男の子?
如月月下
(会話が成り立つ、恐らく、準一級レベル…!)
呪霊
あの子“達”なら、今体育館に並べてある
如月月下
達…!?
呪霊
あの子達はみーんな私が見えたから、面倒だから食べようと思ってたのに
如月月下
全員、無事だろうな?
呪霊
さぁ、適当に連れてきたからわかんない
如月月下
(コイツは無視して、早く体育館にっ…)
どすっ
直後、如月の頬をかすめて、校舎の壁に矢が刺さった
如月月下
(矢!?)
如月月下
(弓道部の呪いだったのか!)
如月月下
(待って、じゃあ術式持ち…)
確定で、準一級以上…!
応援を…いや、人質がいる!今祓わないと…!
怪恐操術
地震
人間が怖いと思うものが全て、殺傷能力がある訳ではない
その為怪恐操術は、扱いづらいとも言える
だから如月は、術式と呪具を併用する
グラ…
如月月下
(地震で体制を崩して…)
ズバッ
如月月下
(呪具で攻める!)
そして、呪霊の腕を落とす
いける!
しかし、いつまでも呪霊が大人しくしているわけは無い
ぐさっ
如月の太腿を、矢が貫いた
如月月下
〜〜ッ!
如月月下
まずい…
如月月下
(このままだとジリ貧で死ぬ)
ならどうするか
怪恐操術 “降霊”
それは、怪異を“降ろす”技
下手をすれば自身を怪異に乗っ取られる可能性もある
そのリスクを冒してでも
絶対助ける…!






