人生2周目
潔世一
潔世一
俺は潔世一 プロのサッカー選手だ
青い監獄プロジェクトは1年前終了した
青い監獄プロジェクトが終了してからも 皆順調に成長していっていて、
俺も今ではクソ皇帝との追い越し追い越され の関係が築かれている
今日は久々のオフ
買い物をして気分上々だ (ストレスの根源がいないというのもある)
潔世一
潔世一
今日は俺の家(実家)で青い監獄時代の 友達と集まることになっている
客人を待たせるわけにはいかないので、 早めに帰ることにした
少女
少女2
プップーッ!!
信号を渡る少女の横から、 車が走ってきている
潔世一
潔世一
キキイィィィィィ!!!
耳に響くブレーキ音と共に、 ドンッと鈍い音が鳴る
少女
少女2
ザワザワと声が聞こえる
人が集まってきた 「救急車!」と叫ぶ声も聞こえてきた
だが、時すでに遅し
潔世一
潔世一
潔世一
潔世一
今になって色々な考え事が 頭に湧いて出てくる
潔世一
周りの音が聞こえなくなる
懐かしい地元の匂いも今じゃわからない
視界が狭まり、意識が遠のいていく
潔世一
俺はそのまま息を引き取った
...と、思ったのは気のせいだったらしい
潔世一
潔世一
潔世一
潔伊世
潔一生
両親がそんな呑気なことを言っている中、 俺は1人困惑していた
すると、ふと昔読んだ本の内容が 頭に思い浮かんだ
その本は、一度死んだ主人公が 過去に戻って無双するとかそう言うやつだった
そう、俺はその本の通りになっていた
潔世一
潔世一
潔世一
普通の人間ならパニクるだろうが、 適応能力の天才はもう落ち着いている
こんな感じで、俺の2周目人生がスタートした
自由に動けるようになって、 俺はサッカーを始めた
体力やスピードは流石になかったが、 俺の持ち前の武器は健在だった
そんなこんなで小学1年生
潔伊世
潔伊世
潔世一
潔一生
潔一生
潔伊世
やっぱ落ち着くわ、うちの家
前実家に氷織連れてきたら 氷織しばらく固まってたな
潔世一
潔伊世
潔世一
潔一生
潔世一
...............
極端に言おう
バチくそつまらん
潔世一
潔世一
ありえん、とそんなことを思いながら 1時間2時間と時間は過ぎて行った
そして20分休み
クラスメイト
潔世一
潔世一
クラスメイト
軽く引き受けた20分休みの遊びのお誘いだが、 小1と遊ぶと言うのは案外疲れるもので
終わりかけの頃には笑顔だったのかもわからない
潔世一
全然ウケないが
そんな感じで学校は終わった
潔伊世
潔伊世
潔世一
何が楽しかっただよ
と思う本音をギュッと抑え込む
潔一生
この家の空気は壊してはいけないのだ 俺的に 絶対に
とは思いつつも、 やはり周りに合わせて笑うと言うのは
なかなかにストレスが溜まるものなのだなと 初めて感じた小学1年生だった
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