貴方だけ

ストーリー累計70000以上突破致しました！本当にありがとうございます！！

今回は貴方だけ 第4話となります！ 多分ここで最終話になるかもしれないです💦

⚠️ネタバレ注意⚠️ ⚠️主の自己満創作なので本誌とキャラが異なる場合があります ⚠️過激表現含みます

寝室にて マイキー視点

皮膚が当たる音やいやらしい水の音が広い部屋に響く

先程まで理性を飛ばしていた血まみれの彼の体は俺の体と重なりさらに赤色が増した

何度繰り返した事だろうか、彼の体はぐちゃぐちゃで、俺の体も汗や彼に着いていた血でぐっちゃぐちゃだった

武道の身体は既に俺の形を覚えこみ広がった彼の穴からは白い液が垂れ太ももを伝っていた

まだ小さく震える彼を俺は抱き抱え風呂場へ向かった

風呂一人で入れると言い武みっちはそのまま風呂場へ入っていった

近くテレビを見ることが無かったが三途のスマホに移された映像に視線を向け

映像の内容は男性が1週間前から行方不明。

写真も載っていたので一目見て彼のことだと分かった

三途はそのまま脱衣所から出ていった

ﾌﾟﾙﾙﾙ…と電話の音を聴きながら受話器を耳に近づけ

懐かしい彼の声だ。

電話越しでも彼の息の詰まった様子が浮かぶ

たった3秒の沈黙も俺には長く感じた。

何を話せばいいのか分からなかったのはあいつだけじゃない

けんちんは毎回俺の急な誘いでも飛んできてくれた。

俺の姿を見たらケンチン、ぶん殴ってくんだろうな…

バイクの音がする…

昔のような荒れた大きな音ではなく、落ち着いたエンジンの音

彼の顔は見れなかかった。見たくなかった。

俺は彼に背を向け続け口を開いた

低いトーンで悲しげに話すケンチンの声

曇った声が聞こえる。おそらく怒っているんだろう

足音が近づく

その時初めて彼の姿を見た

彼は深く頭を下げ俺に頼んでいた。 今にも殴り掛かりそうな勢いで拳は震え力が入っているのに

彼は俺に頭を下げていた

今にも泣きそうなぐらい弱々しい声を張って俺に話す彼の姿は、昔の誰に対してでも思い続ける正義感の強い彼のままだった。

まだこいつはこんな事を言うのか？

俺は何人もの人を殺してきた。それにケンチンだけじゃない、沢山の人を傷付けた

兄貴に憧れて作った東卍も捨てて、場地も、エマも、イザナも 皆死なせちまったんだぞ…？

なのにお前は…

俺はそのまま彼の表情を見ることはなく背中を向けて歩いた

寝室にて

武道の居ない寝室は静かで昔の冷たい感覚が蘇る

俺の中でも元からずっと傍に居れるとは思っていなかった。

1ヶ月は共に過ごしたかったが、あいつに頭下げられてしまったらどうにもできなかった。

朝目を冷め体をゆっくりと起こし辺りを見回す

昨日は一人で寝ていたはずなのに隣には武道が居る

瞼を擦りながらもゆっくりと体を起こす彼

そのまま武道の頬に手を添え額に小さく口付けし

少しダサいパーカーを身にまとった武みっちは愛らしく、今回出会ったことを思い出す

そのまま大きな扉を開き彼の姿は消えていった

武道視点

今朝から少し梵天の様子がおかしかった。

少し悲しげな雰囲気だった気がする。

聞き覚えのある声が聞こえその場を振り向いた

マイキーくんの傍に居たい。と言いたかったはずなのに何故か言葉に出なかった

振り向いた矢先には誰も居ることは無く、今にも崩れそうな廃墟が大きく建っていただけだった

そのまま彼のあとを追うように歩き出した

自身の太ももの内側に付けられた刺青に気付くのもすぐの事だった。

ここまでとなります！ 最近ストーリーネタがどうも上手く進まなくて💦ほんと申し訳ないです

リクエストして頂いた方本当にありがとうございました！これからもよろしくお願いします🙇‍♂️

ご視聴ありがとうございました！