みな
みな
みな
題名
言い伝え
ある日の事
久々に早く帰れた
最近は塾や部活が忙しくて帰るのは大体19時や遅い日は20時になったことも
塾はともかく部活くらい早く帰りたい…
でも謎な言い伝えがある
この町は16時~18時には帰ってはいけない
だからこの町に住んでいる人で帰る時間が早くなると帰る時間を遅らせたり
している
「疲れたぁ~」
今になっては時間を見ていればと思っていた
「時間何時だぁ?」
「ってあれ?」
最悪だ…携帯がない
取りに帰るか?
「いや…家遠いし…お母さんに怒られたくない…」
「早く帰ろ」
ダッダッダッ
妙に暗い…何でだ?いつもは20時行っててもこんなに暗くはない
何が…
いや…早く帰らないとだから気にしたらダメだよね
『ねぇ何してるの?』
「帰ってるだけ…」
なんだ?子供?
声だけだからよくわからない…
『この時間に?』
「何時か分かんないから早く帰るから話してる暇はない」
『そっか…ふふ笑またねおねーちゃん』
「は…?」
待て今気づいた
私は足が早く100mも大体10秒で走れるはずなのに
なんで…あの子供は一緒に話してたの?
「?」
しかも私は男子からも女子からも
見た目だけでは…判断が難しい
だからずっと…見た目では判断が出来ない…
もっと言うと声も普通の女子より声は低いから先生に男子だと思われたこともあった
制服もズボンにしてるし…あの子供は誰なの…?
いや何者?
『気付いたの?笑 遅いけどね…あはは笑』
「え…?」バタッ
あの日から私は意識が戻って無いんだって…
『全く最近は人が少ないなぁ』
『こっちに来てくれたらもっと愉しいのに笑』
「時間を見てたらあんなことには…」
いや16時~18時まで帰っては行けない理由をきちんと聞いておけばな…
なんだったけ?
昔…ある子供が自分を代償に魔術をこの町に唱えた その名も自分と同じ年(小学生くらい)、性別(女性)のこの魂を食らう でもやった後に欠点が見つかった
食らう時間は16時~18時まで
と
それ以降又はそれ以前は食らう事は出来なかった
だから今でもその言い伝えが今も引き継がれてる
今はその魔術が進化して女性だけから男性も食らうと考えられた
面倒な物だとなったことを思ったような気がする
生まれ変わるならその町の言い伝えを守れるようになりたいな
『なんで?って思った?ふふ笑あの町が"だいっきらい"だから笑』
『同じ年の子たちと女だけ呪ったのは美味しいからね笑あはは笑』
『時間制限があるからあれだけど人の怯えた顔が見れたあの頃は愉しかったな笑』
『あーあ…もうそろそろ魔術消えそうだな…僕の出番無くなるな』
『誰か被害出ないようにねがおー笑なんてね笑』
『次は…君の番かもね笑』
みな
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みな
みな
コメント
5件
うん、リアルで怖いことあったからダブルで怖い……