昼休みの講義中だった
すぅ、とすぐ傍から 小さな寝息が聞こえて
白崎雪宏はノートから顔を上げた
見れば隣の白崎景輝が 大教室の細長い机に 頬杖を突いて眠っている。
長身の背を軽く丸めて 俯いた横顔は普段より幾分あどけない
窓から差し込む6月の日差しが彼の 輪郭を淡く輝かせていた
いい具合の光線だと雪宏は思う。
白崎 雪宏
ちょっとカメラを向けたくなる 様子だと思いながら、 雪宏は細い指先で彼の肘をつついた
白崎 雪宏
ひそ、と名を呼ぶと、 淡い光を載せたまつげが小さく揺れて 持ち上がる。
白崎 景輝
白崎 雪宏
低く囁くと、 ふああ、と欠伸をして今度は こちらに寄りかかってきた。 景輝との身長差は20センチ近い。
170センチにわずかに足りない雪宏の 肩に彼の頭はずしりと重く、 少し伸びすぎた髪の先が 頬に触れてくすぐったかった。
白崎 景輝
寝ぼけ気味の まったりとした声が耳に触れ、 鼻先にふわりと シャンプーの香りが漂う。
雪宏はその香りから軽く顔を背けた
白崎 雪宏
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閲覧ありがとうございます!
言い忘れていましたが この同い年の弟は、 BL小説です🌀💦
嫌な方はすぐどっか行ってください🙇
ごめんなさいです🙏💦
いいねが100いったら続きを書きます
皆さんよろしくお願いします、!
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