- ̗̀⚠︎ ̖́- かおイラストあり 自作 下手
突然やってきた転校生
禪院の分家出身の 自信なさげな転校生
パンダ
伏黒恵
どんだけ倒れても どんだけ怪我しても ずっとにこにこ笑ってる
なんなんだよ
くっそムカつく
痛いとか 休みたいとか 正直に言えよ
昔 こいつに似たようなやつに あったことがある
五条先生が 俺に会いに来た頃の事
成り行きで 術師の家系である家に 行くことがあった
みんな人柄が良くて 五条先生に聞いてた禪院のイメージとはかけ離れていた
でも、 だからこそ目立った 1人の少女
俺と同じくらいの年頃の 小さな少女
その家の当主の娘とは違い 下女の格好で 黙々と掃除をしていた
それを 周りの人達も哀れみの目で見る
俺達が近くを通ると 掃除を辞めて 姿勢を正し
俺と同い年とは 思えないほど綺麗な動作で お辞儀する
俺はそいつの事が気になって 1人になった時に 会いに行った
伏黒恵
そう言って 笑った
俺は その後も数回、 その家に行く事があったが
その少女は いつも何かしらの仕事をしていた
最後に行ったのは 5年前
初めて会った時から 5年が経っていた
会ったのは 数えられる程少ないけど
彼女は いつも大人から哀れみの目を向けられている
そしていつも 彼女は無表情で 虚ろな目をしていた
なのに 誰かと話す事があれば なんでもないように笑顔を作る
俺は それに腹が立って仕方無かった
伏黒恵
きっとこの転校生は 俺がその時会ったやつと 同じやつ
さっき、 生い立ちを聞いて確信した
全く変わらない笑顔
…ムカつく
五条悟
伏黒恵
伏黒恵
正直嫌だった
なんで 俺が一緒に?
いくらなんでも こいつの事はまだよく分からないし
でも先生にゴリ押しされたから 仕方なく行く事になった
伏黒恵
任務当日 呪力、術式、呪霊
色々教えながら 先に進む
特に問題もなく 順調にすすんだ
もうすぐ終わる 無事におわった
そう思った時だった
伏黒恵
並の呪霊じゃない 1級、もしくはそれ以上の とてつもなく大きな呪力
それと同時に 彼女のうめき声
伏黒恵
現れたのは 呪霊でもなんでもなく 人だった
そう言うと 謎の男は消えた
伏黒恵
伏黒恵
彼女は 大丈夫だと首元を見せた が、
その首元には 呪印が刻まれていた
伏黒恵
伏黒恵
そしてすぐ 彼女は倒れた
すごく焦った
なんなんだよ お前は
転校してきてまだ 数日だぞ?
急に倒れるって何やってんだよ
早く家入さんのとこに行かないと
俺は急いで高専に戻った
伏黒恵
家入硝子
家入硝子
伏黒恵
家入硝子
家入さんは 驚いた顔をして すぐに見てくれた
治療はすぐに終わり なんの異常もなかった
家入硝子
伏黒恵
家入さんに その日あった事を 全て話した
家入硝子
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
家入硝子
伏黒恵
家入硝子
家入硝子
家入硝子
家入硝子
伏黒恵
この日からだ
俺が、 こいつの事を 気にかけるようになったのは
こいつから 目が離せなくなっていくのは
to be continued
コメント
4件
見ました! めちゃくちゃ面白かったです! 続き楽しみにしてます(,,・ω・,,)
この呪い…悟くんの方の物語と同じやつかな… どうなるんだろう…