私は昨日同様
「ある場所」に悩まされていた
○○
胡桃
胡桃
○○
胡桃
胡桃
藤山
○○
○○
手紙には具体的に書かれてなかった
ということは
自分で考えろってことだと思うけど
胡桃
藤山
胡桃
藤山
孤爪研磨が
興味を持ちそうなところ
「静かなゲーマー」
その言葉が頭に思い浮かんだ
○○
胡桃
藤山
○○
藤山
私は思い立つとすぐ行動に移した
胡桃
○○
孤爪
○○
○○
孤爪
○○
○○
孤爪
うわー…
めっちゃ怪訝そうな顔
まぁこんなことは
予想していた
○○
○○
孤爪
○○
孤爪
孤爪
これも予想通りです
なぜなら
過去の私から事前に聞いているからね
それを踏まえた上で
私は孤爪研磨を連れ出さなくちゃいけない
○○
○○
○○
孤爪
お…ちょっと興味持った
○○
○○
○○
○○
○○
私はそう言って
孤爪君のスマホを指さした
孤爪
孤爪
孤爪
よし…掛かった
5分後
孤爪
孤爪
そう言ってスマホを机に置いた
ぼろ負けだと…
私はこの日のために
わざわざダウンロードして
練習をしたというのに
スコアを見ると
圧倒的な差だった
孤爪
孤爪
○○
○○
ここで終わる訳には行かない
私の人生が懸かってるから
○○
○○
孤爪君はため息をついたが
またゲームを始めてくれた
意外と優しいじゃん…
そんなことを考えてると
○○
孤爪
孤爪
孤爪
…悔しい
悔しすぎる
○○
私がそう言うと孤爪君は少し考えて
孤爪
と一言
○○
○○
あー…もう
プライドなんてクソ喰らえ
○○
○○
○○
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪
孤爪
バレてた…
いや…逆に
バレてるなら最初から言ってくれれば…
孤爪
孤爪
来た…
○○
○○
私はこうして孤爪研磨を
連れ出すことに成功した
○○
藤山
藤山
胡桃
胡桃
○○
藤山
○○
○○
胡桃
胡桃
胡桃
○○
藤山
○○
私は放課後
下駄箱で孤爪君を待ってた
○○
孤爪
孤爪
○○
○○
孤爪
○○
私が連れてきたのは
なんのひねりもなく
「ゲームセンター」だ
○○
孤爪
○○
孤爪
すると孤爪君は
マリオカートを指さした
○○
孤爪
○○
○○
○○
○○
孤爪
孤爪
まぁ興味なしと
いっちょ披露しちゃいますか
○○
孤爪
孤爪
私はぼろ負けした
○○
○○
孤爪
孤爪
○○
孤爪
○○
孤爪
孤爪
孤爪
何か
今までの努力が報われたような気がした
○○
○○
○○
孤爪
それは嫌なんかい
○○
○○
孤爪
わたしたちは
なんとなく…
なんとなくだけど
距離が縮まった気がした
するとまた
スマホのバイブが鳴りだした
よくやったわね○○
それじゃあ
次のステップ
彼の過去を知ること
過去…?
○○
孤爪
過去…過去…
○○
○○
○○
○○
孤爪
あれ…
あんま聞かない方が良かったやつ?
○○
○○
孤爪
そういうと
孤爪君は私の1歩前を歩く
やっぱり
さっき聞いたのが間違いだった…
やってしまった
次から発言に気をつけなきゃ…
そう思った瞬間
孤爪君は足を止めた
孤爪
○○
孤爪
孤爪
勘違い…?
○○
孤爪
孤爪
○○
びっくりした…
まさかそんなこと言ってくれるなんて
孤爪
孤爪
孤爪
○○
○○
○○
孤爪
孤爪
孤爪
ここからだ…
きっと
私の気持ちが
少しずつ変わっていく気がしたのは
○○
孤爪
○○
○○
私達は少しの沈黙に包まれながら
歩いていった
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪君には中学校時代に
何かあったってことね
なんか私まで胸が痛くなる…
○○
○○
○○
孤爪
孤爪
○○
孤爪
孤爪
孤爪
孤爪
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪
孤爪
そんなことが…
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪君が笑った…
孤爪
孤爪
孤爪
○○
孤爪
孤爪
口調は確かに冷たかった
でも
私にはわかった
○○
○○
孤爪
孤爪
○○
○○
そういうと
孤爪君はまた歩き出した
彼はなんとも思ってないのかな
私は…
胸がドキドキして
仕方ないって言うのに