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私の幼なじみは不登校、
中学生の時、色々あって暫くは来てたんだけど 高校生になって気が抜けたのか、体調が悪くなることが増えて学校に来ることがなくなった
私は高校入学を機に、学校へ行かなくなった
なんとなく、怖かった
またあることないこと言われるんじゃないかな、 バカにされるんじゃないかな
そう思ったら、体が動かなくなっていた
そろそろ行かなきゃな、と思うこともあった
だけど、もう私の腕も、顔も、足も、
全てに傷がついている
全てが嫌になって、 自分を傷つけて、
もう、学校に行かなきゃなんて思わなくなった
ピーンポーン
珍しく、家のチャイムがなった
先生かな、とか考えながら重い体を起こして玄関へ向かった
ガチャ
愚答、 先生なんかじゃなく、幼なじみがそこに居た
そういいながら、学校のプリントを渡してきた
すごく親目線で話しかけてくる
正直人と話さなすぎて、何を何と答えればいいのか分からない
なんか流れで入ってったんだけど
最近はずっと自分の部屋に引きこもってたからリビングに降りるなんてほんとに久しぶりで自分でも質素な部屋にビックリした
部屋から動くことさえもしなかったもんなぁ、、
え???
いやいや、、 部屋から出なかった人がいきなり外出るとか...
私は前、好きな服を着て出かけたらクラスの人に笑われたことがある、
好きなものを笑われて、不登校気味に....
久しぶりにこの服、着た...
...お世辞なのかな、 いるまの、本心なのかな
....、なに、この髪型
ハーフツインをどうにかしていじった感じ、 かわいい
久しぶりすぎて、人の多さにびっくりした、
久しぶりの外、すごい満喫した
ご飯だけじゃなくて、雑貨屋さんとか、服屋さんとか、 いっぱい回った
....幸せには不幸が付き物、
この時はただ楽しい時間が流れてた、
でも急に、周りが騒がしくなった
周りが騒いでたのは、おかしな車があったからみたい、
その車が、いるまを跳ね飛ばしていった
いるまの元へ駆け寄った時、既にもう体が真っ赤に染まっていた
違うよ、違うの、 私のせい、私が幸せになっちゃダメなんだよ、
私が幸せになったら、 いるまが、...みんなが、不幸になるんだ、
そんな約束、守れない....
その後、いるまはぐったりと、私の方に倒れた
その瞬間から私は、周りの音が聞こえなくなるくらい泣いた、泣き叫んだ
結局、生活は逆戻り
いるまの事を考えると、涙が止まらなくなる
いくら自分を傷つけても、いるまを殺した事実は私を許してはくれない
もう、だめかも
わたし、がんばったよ、
いるまとの、最後の約束守るために、がんばったよ
1ヶ月経ってる
わたし、えらい...? ねえ、いるま、わたしを褒めてよ、
前みたいに頭、撫でてよ
前みたいに、話をしてよ
私はいるまとの最後の日に着ていた服を身につけて、夜の外へと足を踏み入れた
髪の毛は結べない、 少しでも、いるまとの最後の日に戻れるように
服だけは、同じのを着た
いるまを抱きしめた時についた血が、一切落ちていない
〈速報です、
〈𓏸𓏸県、𓏸𓏸市の𓏸𓏸ビルのところで女子高生と見られる方が発見されました
〈監視カメラには一人でビルの屋上へ向かう様子が見られたので、おそらく心不全と見ています
〈また、女子高生の服に、過去に着いた血痕が発見され、未だ調査中です
ほんっとにごめんなさい、 下書き保存しようとしたら公開しちゃいました()