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6話－人間不信－
好きです。
そんな言葉から始まった。
先輩
湊
先輩
湊
先輩
湊
男が好き。
そう気づいたのは中2の頃
そこから高校生になって初めて告白した。
湊
先輩
湊
まさかOKしてくれるとは思わなかった
でも、僕を受け入れてくれて嬉しかった。
湊
先輩
湊
先輩
優しいしかっこいい、完璧な先輩
湊
姉
姉
湊
姉
姉
湊
姉
姉
姉
湊
姉
湊
姉
姉
湊
姉
湊
姉
湊
姉
湊
先輩と付き合って半年
未だに進展は無い。
でもまだ先輩の事は大好き。
のはずだった。
女子生徒
先輩
心臓が締め付けられる。
女子生徒
先輩
先輩
ドサッ、
僕は鞄を置いたまま走っていってしまった。
女子生徒
先輩
姉
湊
姉
姉
姉
湊
姉
姉
湊
姉
こうやって面白おかしく慰めてくれる
お姉ちゃんが好きだった。
でも、
いつも優しかったお父さんが
お金が無いから、と言う理由で
お姉ちゃんを売った。
そして数週間後、殺されたらしい
湊
学校では
隠していたのにゲイの噂を回されて
いじめを受けるようになった。
今日は机の落書き、私物の紛失
酷い時は上履きも机だって無かった。
それが続いて
誰も信じられなくなった
人に会ったら気持ち悪くなる
家には、頭のおかしくなったお父さんと僕
夜中になるとドタドタと お父さんの暴れる音が響く
湊
もう、今日で終わり。
最後にお姉ちゃんに会いたかった。
湊
優斗
優斗
湊
優斗
湊
優斗
湊
優斗
湊
……変な人、
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