#3
start
はぁ … 重 …
私が今持たされているのは 敵の資料。
次戦う事になった時のためだとか。
まあこれも ヒーローになるための試練だよね 。
と思って私は何時も …
吹
少しでもこんな退屈な時間を潰すために好きな歌でも
歌って目を瞑って
その場面を想像して
人物が何を考えていたか想像力を働かせて
私がしている事は全部全部親のため
吹
あ ……
階段から一歩踏み外してしまったみたい。
視線が反対だ 。
いざとなれば私の個性で反発できるし
受け身さえ取れば 。
と言っても怖いものは怖い。
私は何かを考える前に痛みを覚悟して目を閉じた。
吹
ゆっくり目を開けるとそこには
横たわった轟くん!?
吹
私が彼に呼びかけても 、彼はびくともしなかった 。
サアッと血の気が引いて 、
やばい … 目が潤ってきた 。
なんでこの場面で泣くなんて私もわからない。
吹
周りの目なんて気にしない。
彼のためだったら恥を書いても助けるんだから 。
大声を出して注目を集めても
轟
彼が目を開けたその時は舞い上がった 。
諦めてリカバリーガールの所に連れて行こうとも思ったけど ……
吹
轟
吹
私は彼に聞く。
あの状況を忘れるだなんて 相当な天然か何か ??
普通は忘れないよ 。
人を庇うために自分が下敷きになるなんて
轟
吹
吹
轟
よかった …
私は安堵の息を吐く。
周りが騒ぎ始める。
ねえねえ親がプロヒーローの2人 ! /
話しかけたら親のサイン貰えるかな /
え~ ほしい ! /
サインなんて有英だからもらえるのに 笑笑
轟
吹
ままま、まさか轟くんと思考が被るとは
嬉しい様な … ?
偶然だけど それでも嬉しい 。
私は轟くんに好意を抱いているのだろうか 。
お茶子ちゃんが言ってた 。
__ すすす 、好きな人に …
…
なんなんだろう。この感情
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コメント
2件
まじでかぐらちゃんの展開大好きですッ👊🏻👊🏻