TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

⚔️

この問題分かりますか〜?

⚔️

真面目に聞いていたつもりだったのですが

⚔️

全く分からないんです

✌️

どこっスか?

✌️

あぁ〜ここはね

✌️

そうだな

✌️

この公式の方が分かりやすいかもっス

大学に入ってから僕は変わった

小学校の頃からいじめっ子体質だった僕は

クラスの中心でいろんな人を傷つけてきた

傷つけると言ってもよくあるいじめだ

だからを自殺に追い込むようなものではない

…実際誰も死んでないし

でもこいつに会って俺は変わろうと思えたんだ

今までの僕じゃダメだ

絶対に失いたくない

大切な友達

⚔️

というか前から思っていたのですが

⚔️

その包帯何ですか?

⚔️

アッってそういう事は聞かない方が良いですよね

⚔️

すみません

✌️

なぁ…

⚔️

んぁ?

✌️

見るか?

⚔️

何ですか?wいきなり

 

 

 

 

 

 

 

⚔️

え?

✌️

ここ

✌️

凄く痛そうでしょう?

✌️

昔、隣の席の子につけられた傷なんだ

⚔️

…へぇ

⚔️

酷い人ですね

⚔️

そいつ

✌️

うん

✌️

でも

✌️

そいつの事嫌いになれなくて

✌️

やめてって俺もちゃんと言えなかったんだ

✌️

あっ…

✌️

ほらここも

✌️

よく見ると後が残ってるでしょ?

✌️

これもその人にやられたんだ

✌️

ねぇねぇっ

✌️

手ぇ

✌️

貸して?

⚔️

えっ?(震

カチカチカチ

✌️

こんな風に

⚔️

あ”っ?… え“ぇ?

⚔️

は?

✌️

あれ?

✌️

大丈夫?

✌️

具合悪くなっちゃった?

✌️

でもぉ

✌️

おかしいよね?

✌️

なんで君が具合悪くなっちゃうの?

✌️

もしかしてこういう傷とか見るの苦手だった?

✌️

でもさぁ?

✌️

苦手な訳無いよねぇ?

✌️

昔から君はこういう小さい傷も大きい傷も楽しそぉ〜に

✌️

付けてたもんねぇ?

✌️

覚えてる?

✌️

まぁ覚えて無いか

✌️

でも俺はしっかり覚えてるよ

✌️

この手首の傷は科学の移動教室の時にこっそり付けた奴だよねぇ?

✌️

こっちの痣

✌️

修学旅行の時なんだけどさぁ?

✌️

消えると思ったら全然消えなくて

✌️

5年たった今でも残ってる

✌️

まだ沢山あるけど俺の傷

✌️

見たくない?

✌️

見たくないよねぇ?

✌️

君の大切な大切な友達が

✌️

実は昔虐めてた相手だったって事も今の今まで気付かなかったんだもんねぇ?

✌️

悲しいよねぇ?w

✌️

悔しいよねぇ?w

✌️

でも

✌️

しっかり見てもらわないと

✌️

ほら

✌️

見て?ここ

✌️

凄く痛そうでしょ?

⚔️

…くが悪かった

✌️

え?

✌️

今なんか言った?

⚔️

僕が悪かったッ!!

⚔️

許してくれッ!!!

⚔️

あの時はッ!…

⚔️

…え?

✌️

ここの傷も君が付けたんだよ?

思い出した

昔隣の席にいたオドオドしてて君が悪い奴

何しても反応が無くて周りの奴らはすぐに飽きて

何もしなくなったけど

俺だけは卒業までずっとそいつの事虐め続けていた

最初は俺も気に入らなくて虐め続けていたけど

最後はそれだけじゃ無くて

でも

それを伝えようとした頃に

あいつは居なくなってた

⚔️

ハァハァ”⤴︎

⚔️

ウ”ゥ“(吐

✌️

あ〜ぁ

✌️

汚い

✌️

でも悪くないなぁ

⚔️

ハァハァ

⚔️

グスッ

✌️

なるほどね?

⚔️

オ”ェ“

✌️

君はこういう気持ちだったんだね?

⚔️

ハァ

⚔️

エ“ゥ

✌️

やっと君の事が分かってきた気がする

⚔️

ごめん

⚔️

ごめんなさい

⚔️

ごめん

⚔️

…ごめん

⚔️

許してくれ

⚔️

…悪かった

⚔️

許してっ(泣き

✌️

どうして謝るの?

✌️

君の事少し理解できたと思ったのに

✌️

まだ傷は残ってるんだ

✌️

全部

✌️

同じ痛みを君が感じるまで

✌️

僕はこれを続けるよ?

✌️

最後には

✌️

あの頃の君の気持ちがちゃあんと理解できる気がするんだ
loading

この作品はいかがでしたか?

48

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚