キーンコーンカーンコーン
色葉 雅
昼休みが開始すると同時のチャイムで雅(みやび)は詩音の席へと飛んで行った。
花咲 詩音
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
色葉 雅
花咲 詩音
詩音はうるうるとした瞳で雅を見つめた。
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
色葉 雅
色葉 雅
花咲 詩音
詩音は走って教室を出ていった。
クラスメイト
色葉 雅
色葉 雅
クラスメイト
色葉 雅
クラスメイト
クラスメイト
色葉 雅
クラスメイト
色葉 雅
色葉 雅
クラスメイト
色葉 雅
正直、
俺の彼女、花咲(はなさき)詩音(しおん)は女神だと思う。
たくさん甘えてくれて、たくさん頼ってくれる。
俺らはずっと一緒だ。
お互い、そう思っている。
……と、俺は思う。
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
パチンッと雅は自分の両頬を叩いた。
クラスメイト
色葉 雅
色葉 雅
クラスメイト
色葉 雅
雅はベッドに寝転んだ。
色葉 雅
色葉 雅
雅は携帯を取りだし、『明日デートしない?』と詩音に送った。
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
ピコン、と通知が鳴る。
色葉 雅
『ごめん。明日は学校終わり、家族と出掛けるの』
色葉 雅
色葉 雅
胸がザワつく。
その時、また通知が鳴った。
『来週なら空いてるよ。デートしよ?』
色葉 雅
雅はスマホを高く掲げてガッツポーズをした。
色葉 雅
キーンコーンカーンコーン
学校終了のチャイムが鳴り響く。
クラスメイト
色葉 雅
花咲 詩音
色葉 雅
色葉 雅
花咲 詩音
詩音とのデート当日。
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
ピコン
色葉 雅
『ホントにごめん。急用が入っちゃって、今日は行けない』
と、詩音からメールが届いた。
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
その考えを消すようにブンブンと顔を横に振った。
色葉 雅
色葉 雅
色葉 雅
ふと視線を移した先には詩音のような後ろ姿があった。
色葉 雅
どうしてここにいるのか、そんなことは雅にとってどうでもよかった。
ただ、詩音に会えたことが嬉しく思えた。
雅は顔を明るくさせ、詩音に近寄っていく。
色葉 雅
名前を呼び、詩音は振り返る。
花咲 詩音
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
色葉 雅
今俺の事、『イチヤ』って言ったのか…?
色葉 雅
色葉 雅
花咲 詩音
青ざめる詩音の顔。
雅は呼吸をするのを忘れ、詩音の言葉を待っていた。
花咲 詩音
???
その時、黒髪の男が2人の前で歩みを止めた。
色葉 雅
???
???
なにこれ、
なんだよこれ!
なんで俺以外の男が詩音のことを『詩音』って呼んでんだよ!
色葉 雅
色葉 雅
俺とのデートを断っておいて、違う男といたっていうのか?
そんなこと、詩音がするわけないだろ!
色葉 雅
???
色葉 雅
色葉 雅
詩音の彼氏は正真正銘、俺で__
色葉 雅
色葉 雅
???
???
花咲 詩音
詩音の言葉でシンと静まり返る。
花咲 詩音
色葉 雅
詩音が知らない人みたいに__
花咲 詩音
花咲 詩音
ドクンッ
色葉 雅
倉木 一哉
花咲 詩音
花咲 詩音
パチンッ
花咲 詩音
???
色葉 雅
黒髪の男が詩音の頬を叩いた。
色葉 雅
???
???
???
???
花咲 詩音
男は右手を上げる。
雅は慌ててその右腕を掴んだ。
色葉 雅
???
花咲 詩音
色葉 雅
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
花咲 詩音
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
花咲 詩音
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
色葉 雅
詩音が違う男と___
???
???
俺は詩音にずっと騙されていた……?
色葉 雅
花咲 詩音
花咲 詩音
詩音は手を振ってその場から歩いて行ってしまった。
色葉 雅
雅は力なく膝から崩れ落ちた。
???
???
色葉 雅
色葉 雅
雅は黒髪の男に向かって朝ご飯を吐き出した。
???
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コメント
5件
今回も神作な予感!!💞頑張ってください!!応援してます♪
新連載も楽しみですっ♪ 頑張ってください💪🏻✨ 𝐼 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑦𝑜𝑢🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻
Welcome!すぎですよ!