竜胆
純怜
そんなに鋭い刺を生やして、
貴方、本当に幸せなの?
純怜
竜胆
純怜
どうしよう
骨壷から聞こえてた母親の声が
脳内で話し掛けて来てる、
竜胆
純怜
純怜
優しい手、
痛みを忘れさせてくれるみたいに
暖かい。
竜胆が何度もこうして満たしてくれるのに
どれだけ幸せを掴んで居ても
刺は消えてくれない。
でも刺なんか当たり前に無いはずなのにあるみたいで、
痛みは無いのにいつもどこかチクチクして違和感があった。
でも全部さらけ出したあの日
竜胆
まるでずっと昔から
純怜
根っから伸びた私の刺を
竜胆が純怜と手を繋ぐ
ギュッ…
純怜
竜胆が変えてくれた様な気がした
竜胆
純怜
ギュッ
竜胆が純怜に抱き付く
純怜
竜胆
竜胆
純怜
純怜
竜胆
竜胆
竜胆
純怜
純怜
私の両親は浮気をお互い同意の上でしてた。
それは2人にとって当たり前で
愛情表現で
思い出した今考えても
娘の私ですら理解出来ない。
だから当たり前に無縁だと思ったのに
少し考えれば
むやみに異性と関係を作り続けた両親と
チームが潰れると、当たり前に相手のチームに転がり込んで来た私の行為が
親子仲良く
痛い程似てる。
心愛
心愛
仲間と友達は全然違う。
仲間全員と仲が良い様なチームなんか無いけど
今までのチームは仲が悪かった訳でもなかった。
でも、不思議と何度犯しても
裏切っても
罪悪感が無かったのを良い事にして
チームを転々としたら何か変わると思ってた。
迎えた結果は、思ってたのとかなり違って
今までのチームとは比べ物ならないくらい
治安も過去最悪で
だから
まさか打ち解けるなんて
思ってもなかった。
イザナ
蘭
竜胆
蘭
竜胆
純怜
天竺が好き。
大将も竜胆も蘭にも感謝しきれない
私を下僕にしてくれた。
…じゃあ、今幸せなんだ?
うん。そうだよ
あら、まだそれで満足してるの?
本当、分からない子ね
どうして?
だって損してるから
私が手を差し出したのに
振りほどいてさ
数年前
どうして受け入れないの?
ガバッ
叔父が純怜に抱き付いた
純怜
叔父
純怜
ドンッ!
咄嗟に純怜が叔父の体を振り押し、
叔父
ゴンッ!
ガシャッ!!
ポタポタポタ…
叔父が棚にぶつかった衝撃で花瓶が割れた。
叔父
叔父
叔父
叔父
叔父
叔父
叔父
叔父
叔父
叔父
純怜
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